原文入力:2010-05-30午後10:29:16(1637字)
ハンナラ "ソウルなど広域8ヶ所で優勢" 圧勝 公言
シム・サンジョン "ユ・シミン支持" 候補辞退 変数に浮上
シン・スングン記者,ソン・ホジン記者
‘固めか、逆転か?’6・2地方選挙投票日を3日後に控えた30日、与野党政界は支持層結集のための週末総力戦に出た。特にこの日、進歩新党のシム・サンジョン京畿道知事候補がユ・シミン国民参加党候補支持を宣言し辞退して、京畿はもちろん、ソウルと仁川など首都圏全体状況にも一定の影響を及ぼすものと見られる。ハンナラ党は最大勝負所である首都圏3ヶ広域団体長の席巻をはじめ地方選挙圧勝を公言し‘大勢固め’に入り、野党圏は京畿知事候補単一化とろうそく集会で政権審判世論を生き返らせ‘終盤逆転’に出た。
チョン・ドゥオン ハンナラ党スマート戦略委員長はこの日、ソウル、汝矣島党事務所で記者懇談会を開き「地方選挙は政府与党に対する牽制と審判だとし、ハンナラ党が不利と予想したが、選挙終盤に状況が好転し余裕を得た」とし 「ソウル・仁川・京畿3ヶ所の完勝までも期待する」と話した。ハンナラ党は週末独自の世論調査などを土台に、ソウル・京畿・仁川・江原・釜山・大邱・蔚山・慶北など8ヶ所を優勢地域とし、慶南・忠北を可能性のある競合地域と分類した。
しかしアン・サンス候補とソン・ヨンギル民主党候補の格差が相変らず一桁の仁川の状況が流動的で、京畿道でもユ・シミン,シム・サンジョン候補の単一化が及ぼす影響が少なくないと判断し神経を尖らせている。チョン・ドゥオン委員長は「京畿道は基礎(団体長選挙)が難しい状況で、(単一化も)無視することはできない」とし「ハンナラ党支持層を投票場に引き出すことに全力を尽くす」と話した。
オ・セフン(ソウル),キム・ムンス(京畿),アン・サンス(仁川)等、ハンナラ党首都圏広域団体長候補はこの日午前、汝矣島の党事務所で共同記者会見を行い「首都圏地方自治体が中央政府と力を合わせる時にのみ首都圏の発展と住民たちの生活の質向上が可能だ」とし「当選すれば徹底した政策共同歩調を通じて共同発展を試みる」と明らかにした。
民主党など野党圏は「状況が逆転している」として首都圏に党の勢力を集中した。キム・ミンソク民主党共同選挙対策本部長はこの日「世論が天安艦衝撃から抜け出し落ち着きながら、ソウル・京畿・仁川広域団体長候補支持率格差が誤差範囲内に追いつき、仁川も現在の傾向なら勝機を捉えたと見る」とし「合理的批判世代である40代の先導に20~30代投票参加が結合するならば(ソウル・京畿も)ひっくり返すことができる」と話した。野党圏はシム・サンジョン進歩新党京畿知事候補がユ・シミン国民参加党候補を支持し候補職を辞退し‘野党圏票’の結集力がさらに高まったと分析した。
シム候補はこの日の記者会見文で「李明博政府があえて歴史の審判を恐れずに犯している大きな罪悪により国民が流す涙があまりに大きい」として「ユ・シミン候補を必ず当選させ李明博政権審判を成し遂げられるよう力を集めて欲しい」と訴えた。シム候補は「私の決断が進歩政治の発展と李明博政権審判という国民的念願に小さな元肥として使われるように願う」として「国民の皆様が私の真心に答えて欲しい」と訴えた。
チョン・セギュン民主党代表はこの日午前、ハン・ミョンスク ソウル市長候補とともにソウル、麻浦大橋南端で‘汝矣島国際貿易港指定糾弾記者会見’を開き "韓半島大運河復活企図" だとし 「国民を無視する傲慢と独走、独善を投票で制圧して欲しい」と話した。シン・スングン,ソン・ホジン記者 skshin@hani.co.kr
原文: 訳J.S