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現代車 労組幹部退出陰謀 誰が?

原文入力:2010-05-04午前08:35:29(1161字)
"あなたの車に危険な物がある" 匿名の電話情報提供
会社部品 数十点出てくる…外部搬出すれば解雇される目に

キム・グァンス記者

全国金属労組 現代自動車支部(旧 現代自動車労組)蔚山工場エンジン事業部代表カン・ポンジン(43)氏は先月2日朝7時45分頃、蔚山工場エンジン変速機事業部本館出入り口前駐車場にソナタを駐車し、組合員懇談会を開いた。懇談会途中の朝8時9分頃、携帯電話が鳴った。"車両運転席の下に危険な物がある" と言った。"誰か" と尋ねるとすぐに "前に気を付けろ" という言葉と共に電話が切れた。
彼は直ちに携帯電話に表示された番号(052-283-××××)に電話をかけた。存在しない番号だった。キム・某代議員と共に駐車場に行った。電話の声が話した通り、運転席後方の床面に黒い袋2ヶがあった。本当に危険な物なのかも分からないので、黒い袋を用心深く取り出し乗用車トランクに入れた。そして同僚とともに蔚山中部警察署に行った。警察が2つの袋の中を確認した結果、3種類の自動車用インジェクター12個と点火プラグ8個が労組新聞に包まれていた。

警察はすぐに調査に着手した。カン代表にかかってきた電話は蔚山工場付近○小学校裏門の公衆電話からかけたことが確認された。カン氏の車両の中からは手袋の跡だけが発見された。誰かが手袋をはめカン氏の車両をこっそりと開け黒い袋を置いて行ったものと推定される。

カン代表は「自動車部品を外部に持ち出し解雇された職員がいる」として「この事件が起きる10日ほど前に労組幹部1人と組合員1人が電話で‘誰かが陰謀を企てている’と耳打ちをしたことがあったが事実のようだ」と胸をなで下ろした。彼は「恐らく私が労・使交渉で強硬なので標的になったようだ」と付け加えた。

事件を持ち込まれた東部警察署は黒い袋に入っていた部品が色々な作業場で作られたと見る時、数人が共謀をした可能性があると話した。警察関係者は「会社の物品をこっそりと持ち出したとすれば窃盗疑惑が成立し、カン氏の車両に窃盗品をこっそりと置いて罠にはめようとしたとすれば脅迫疑惑が成立する」とし「可能性を残しておき調査している」と明らかにした。

労組現場組織のある幹部は「権威主義時期には労組幹部監禁や深夜テロのようなことがあったが、民主化以後には殆どなかった」とし「労働活動家を隠密に陥穽に落とし退出させようとする陰謀ではないか疑われる」と話した。

蔚山/キム・グァンス記者 kskim@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/labor/419148.html 訳J.S