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垂れ幕・天幕座り込み…怒りに覆われた尚志大キャンパス

原文入力:2010-04-30午後09:49:11(1304字)
学生・教授・職員 連帯行動
随所に‘旧財団糾弾’大字報
"私紛委が荒地にした"

オ・ユンジュ記者

←私学紛争調停委員会が旧不正財団側の人々の正理事選任を決めた翌日の30日午後、江原道,原州市の尚志大大学院館に、これに反対する垂れ幕がかかり座り込みのための天幕が張られた。

[現場] ‘不正財団 復帰決定’学内反発の声

‘私たちの息の根を止めようとするキム・ムンギ’、‘キム・ムンギ旧財団 復帰阻止’、‘私たちはキム・ムンギのいない所で学びたい’

江原道、原州市の尚志大学校が一日ぶりに垂れ幕・天幕・大字報の天地に変わった。すべて旧財団理事長を糾弾する内容だった。30日午後に訪ねた尚志大には学校入口から講義棟、本館・行政棟など学校の随所に100ヶ余りの垂れ幕がかかっていた。大学院館には‘旧財団反対闘争を積極的に支持する’という大型垂れ幕が屋上から下へ垂れていた。校内各所の掲示板には旧財団の不正を批判する‘大字報’が貼りだされていた。

普段なら学生がほとんど眼に触れない金曜日の午後だったが、キャンパスには怒った学生たちがつめかけていた。チ・ソルリム(21・食品栄養学科3)氏は 「再び不正の主犯が学校に入ってくるという便りのために勉強もできず、腹が立って帰宅も出来ずにいる」とし「学生も、教授も、職員も全てが望まない旧不正財団を学校に押込み問題を起こす教育部を到底理解することはできない」と糾弾した。

本館前には色とりどりのテント30ヶ余りが張られた。学生たちは1日に総学生会、2日経商大、3日韓医大など天幕座り込み当直表まで作った。学生たちは3~4日頃に授業拒否を決議した後、座り込みに参加する学生数を拡大していく計画だ。イ・ビョンソク(24・体育学部4)総学生会長は 「これから本格的な戦いを始める」として「旧財団と私学紛争調停委員会が学生・教授を見下し学校を軽く見ているので今は死ぬ覚悟で戦うつもり」と話した。

教授たちも意を決している。昨年9月9日から236日間、大学院館2階室内で旧財団反対座り込みをしてきたが、29日に私紛委決定が出されるや学生たちと共に天幕座り込みを行うことにした。パク・ビョンソプ教授協議会長は「何でこういう国があるのか理解できない」として「私紛委員数人が大学一つを荒地にしてしまった」と話した。教授協議会は3日午後、全体教授会議を開き教育科学技術部・旧財団に対する対応方案を用意し、総長談話文も要求する計画だ。

総同窓会も今回の戦いに力を加えることにした。キム・ウォンファ尚志大総同門会長は「校内テント座り込み、上京闘争に参加し在学生・教授・教職員と共同の声を出す」としつつ「今回の機会に全ての力を集め尚志大を正しく立て直す」と話した。

原州/オ・ユンジュ記者 sting@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/418695.html 訳J.S