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全教組 "名簿公開 集団損害賠償訴訟"

原文入力:2010-04-21午前08:25:33(1434字)
"不法行為で団結権侵害"
チョ・ジョンヒョク議員 告発検討も
来月 組合員実名 明らかにする

チョン・インファン記者,キム・ギョンホ記者

←チョン・ジンフ全国教職員労働組合委員長(前列右側三番目)が20日午後、ソウル,永登浦の全教組事務室で 「裁判所の禁止にもかかわらず全教組名簿を公開したチョ・ジョンヒョク ハンナラ党議員を告発する」と明らかにしている。 キム・ギョンホ記者 jijae@hani.co.kr

全国教職員労働組合(全教組)はチョ・ジョンヒョク ハンナラ党議員が教員労組・団体所属教師の身上情報を公開したことと関連して、チョ議員を相手に所属教員らが集団損害賠償請求訴訟を提起することにした。全教組はまた来月中旬‘教育実践宣言’を発表し、所属組合員の実名を公開する方針だ。

チョン・ジンフ全教組委員長は20日、ソウル,永登浦区全教組事務室で記者会見を行い「名簿公開は法治を強調してきたハンナラ党が裁判所判決を正面から無視した不法行為であり、地方選挙戦略の一環として全教組を政争の手段としようとするもの」として「政治的利害のために個人情報を流出させ、教員の人権を侵害したことに対し断固たる法的対応に出るだろう」と話した。

全教組はまずチョ議員がインターネット ホームページにあげた教師たちの身上情報など掲示物を直ちに削除することを要求する仮処分申請を裁判所に出す方針だ。また去る15日、名簿公開禁止仮処分申請決定の時、ソウル南部地方裁判所民事合議51部(裁判長 ヤン・ジェヨン)が棄却した‘履行強制’部分に対し抗告することにした。当時、全教組は「裁判所決定の実効性を確保するために違反行為1件に対し3億ウォンずつ履行強制金を賦課してくれ」と要請したが、裁判所は「チョ議員が名簿公開を強行する可能性に対する疎明が不足している」とし棄却した。

全教組は民刑事上責任も問う方針だ。オム・ミニョン全教組スポークスマンは「不法な名簿公開で教員の人格権・私生活・個別的団結権を侵害し、教員団体の集団的団結権を侵害した部分に対し1週間内に1000人以上の損害賠償請求人団を公募し、1次訴訟を提起するだろう」と話した。カン・ヨング(弁護士)全教組政策法律局長は「チョ議員は裁判所の仮処分決定に正面から反し、インターネットと言論に教員名簿を公開した」とし「営業停止期間中に営業をする行為など裁判所の判決を無力化させた場合、公務妨害と見て処罰する刑法140条の‘公務上表示無効罪’を根拠に刑事告発も検討中」と明らかにした。

これとは別に全教組は恩師の日と組合創立21周年に際し来月13日△教育界の不正清算△差別ない教育など組合員の実践方案と全教組弾圧中断など対政府要求事項を盛り込んだ‘協力と疎通を通じた希望の学校作り2010教育実践宣言’を出し、16ヶ市・道支部別に組合員実名を公開することにした。チョン委員長は「所属教師名簿の公開は全教組と組合員が決める問題という原則により、去る2月から‘2010教育実践宣言’を通じた自発的公開を準備してきた」と話した。

チョン・インファン記者 inhwan@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/416974.html 訳J.S