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チョ・ジョンヒョク‘全教組名簿’公開 強行

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/416771.html

原文入力:2010-04-19午後08:50:53(1115字)
法院‘禁止仮処分’守らずホームページに公表
全教組・教総 "私生活侵害…法的対応"

チョン・インファン記者

裁判所が‘教員団体所属教師名簿公開は不当だ’という決定を下したが、チョ・ジョンヒョク ハンナラ党議員が19日、自身のインターネット ホームページを通じて,5ヶ教員団体所属教員22万2479人の名簿を電撃公開した。全国教職員労働組合(全教組)と韓国教員団体総連合会(教総)等、教員団体は "私生活と教員団体活動に対する侵害であり裁判所決定に反する不法行為" として民刑事上責任を問うと明らかにした。

チョ議員はこの日開かれた国会教育科学技術委員会全体会議で身上発言を通じ「憲法機関である国会議員が政府と司法府に対する監視・統制方法として資料を要求したり職務上得た資料を公表する行為は民事上仮処分の対象にならない」として「政府から提出させた教員団体加入名簿を公開する」と明らかにした。彼は引き続き自身のインターネット ホームページを通じ△教総会員16万280人△全教組組合員6万1273人など5ヶ教員団体に所属した幼稚園と小・中・高校教員22万2479人の名簿を公開した。

これに対し全教組は論評して「法を制定する国会議員が自ら法を犯した」として「チョ議員に対する告発と集団的な損害賠償請求訴訟など法的対応をする」と明らかにした。キム・ドンソク韓国教総スポークスマンも「自主的教員団体活動は法で保障されたもので、所属会員の名簿を公開するのは該当団体が選択する問題」とし「会員一人一人の私生活も侵害しただけに、近い将来 法的対応方案を用意するだろう」と話した。

先立ってソウル南部地方裁判所民事合議51部(裁判長 ヤン・ジェヨン)は去る15日、全教組がチョ議員を相手に出した名簿公開禁止仮処分申請に対し「教師が公的地位にあるということを勘案しても、合理的基準なしに誰にでも名簿全てを公開するならば教師および労組の権利を不当に侵害しうる」として仮処分申請を受け入れた経緯がある。

一方、裁判所関係者はチョ議員の名簿公開に対し「裁判所の仮処分決定文には名簿を公開するなとされているだけで、公開した場合どのようにするという内容がなく、現在としては損害賠償請求訴訟を起こすこと以外に名簿公開を阻む方法がない」と話した。

チョン・インファン記者 inhwan@hani.co.kr

原文: 訳J.S