原文入力:2010-03-30午前07:34:27(766字)
高位関係者 "透視カメラで水面から浮き上がった写真を撮影"
原因明らかにできる重要な資料…外部爆発の可能性
クォン・ヒョクチョル記者
軍当局が去る26日夜9時30分頃、海軍哨戒艦天安艦が原因不明の爆発で沈没事故に遭った時の写真を確保したと伝えられた。
軍高位関係者は29日 「(事故当時)天安艦を観測TOD(裂傷感知装備)で撮影したものを確保した」と話した。この高位関係者は「この写真は事故原因を明らかにする重要な資料となるだろう」と強調した。この写真は事故当時、天安艦の外部状況を知らせる唯一の証拠であるわけで、各種説が飛び交う事故原因を科学的に糾明するのに重要な資料となる展望だ。軍当局はこの写真を精密分析する一方、言論公開可否を検討していると知られた。
この関係者は「写真を直接見ることはできなかったが、(天安艦が)水面上に浮き上がった姿という報告を受けた」とし「真っ二つになって浮き上がる場面は内部爆発では不可能だと専門家たちは指摘する」と話した。内部爆発よりは外部爆発にともなう事故だと見ているという話だ。
彼は写真を撮った主体を明らかにしなかったが、西海,ペクリョン島海岸警備に立つ海兵隊部隊で撮ったものと判断される。観測TODは夜間でも遠くのものをよく見えるようにする一種の‘軍用透視カメラ’だ。西海岸を守る海兵隊部隊が夜間に西海に人知れず浸透するスパイ用船舶などを監視するためにこの装備を活用している。 クォン・ヒョクチョル記者 nura@hani.co.kr
原文: 訳J.S