共に民主党のユン・ゴニョン議員は「米国が他国に対して盗聴・通信傍受を行うのは日常的なこと」とする政府の説明に対し、「(米国が)違法を日常的に行っているのに、それを国家的に容認するというのは『韓国は国際的なカモ』だと認めるもの」だと批判した。
ユン議員は12日午前の文化放送(MBC)ラジオの番組のインタビューで、米中央情報局(CIA)による韓国国家安保室関係者に対する盗聴疑惑について「盗聴・通信傍受の『盗』は盗みを働いたということだ。好き勝手にできる盗みがどこにあるのか」とし、このように述べた。同氏は「先日、大統領室は盗聴・通信傍受ではないと言っていたが、これは泥棒に入られたのに調査してみたら正面玄関から入ってきたわけではないというような主張だ。そんな話が通るか」とも語った。
ユン議員は「米国が悪意を持って盗聴した情況はない」との趣旨のキム・テヒョ国家安保室第1次長の発言について、「主権国家として、大韓民国の大統領室の盗聴・通信傍受を善意として受け止め、認めるというのは話にならない論理」だとし、「大韓民国国民の自尊心を売る発言」だと強く批判した。公開された文書はねつ造されたものだとする釈明についても「米国の国防長官が本物だと認めている。核心は大統領室に無防備にも大穴が開いており、大韓民国の第1級の情報が盗まれたということ」だとし「盗まれたのは金の指輪10個か、5個かは重要ではない」と主張した。そして「尹錫悦政権の今回の事案対処のあり方、態度は0点」だと付け加えた。
いっぽうユン議員は、検察による2021年の共に民主党の党大会に対する捜査について「徹底的に真実を明らかにしなければならないが、検察捜査をこのようにいちいち使い果たして良いものなのか」と語った。続いて「今の時代、2021年党大会で現金封筒が出回るか。(捜査対象の)本人たちが事実ではないと釈明しているため、もう少し捜査過程を見守らなければならない」と語った。