原文入力:2010-03-03午後09:32:34(1274字)
一斉試験反対 解職教師 ソン・ヨンウン氏
1審‘解任取り消し’…教育庁控訴で復職できず
"最終判決までどれほど待てばよいのか…"
キム・ミンギョン記者,パク・ジョンシク記者
←一斉試験に反対し解職され、昨年末の1審裁判で解任処分取り消し判決を受けたソン・ヨンウン教師(中央)が3日午前、ソウル 松月キルのソウル市教育庁前で解職された同僚教師たちと共に復職措置を拒否しているキム・ギョンフェ ソウル市教育長職務代行の辞退を要求する記者会見をしようとして警察に囲まれている。 パク・ジョンシク記者 anaki@hani.co.kr
花冷えの3日午後、ソウル,鍾路区松月キルのソウル市教育庁前。一斉試験に反対し解任されたソウル先史小学校教師ソン・ヨンウン(54)氏が路上に一人で座っていた。「昨年冬に111日間の座り込みをしたためか、この程度の寒さは大丈夫です。」彼は1989年に全国教職員労働組合(全教組)設立に参加し解職され、5年間にわたり学校外に追い出されていた。2008年には一斉試験反対で解職され111日間の座り込みを行った。この日3回目の座り込みに出たソン教師は初めての断食を始めた。
ソン教師をはじめとする7人の小・中学校教師は2008年12月一斉試験施行に反対し罷免・解任された。ソウル行政法院が昨年12月「市教育庁の罷免・解任処分は懲戒権の乱用であり取り消せ」と判決したが、市教育庁が控訴したために復職できていない。ソン教師は「1審裁判も1年かかったが、これからどれほど待てばよいのか」として「はやく学校に戻り子供たちに会いたい」と話した。
先立ってこの日午前、一斉試験反対ソウル市民の会,全教組ソウル支部,青少年団体‘Say No’らは、ここで‘キム・ギョンフェ教育長職務代行の告発および教育主体代表団断食座り込み宣言記者会見’を開いた。これらは 「キム教育長職務代行が画一的一斉試験を強行し、教師たちを学校外に追い出し、最近検察捜査が進行している市教育庁人事不正事件にも指導監督責任がある」とし 「彼を職務遺棄などの疑惑で検察に告発する」と明らかにした。
会見が終わった後、ビョン・ソンホ全教組ソウル支部長,キム・テギュン平等教育実現のための全国父母会常任代表,ソン教師など3人は△一斉試験中断△解職教師復職△キム・ギョンフェ教育長職務代行辞退などを要求し、共に断食座り込みを始めようとしたが警察がこれを阻み、ソン教師だけが1人示威形態で断食座り込みに入った。残り2人は約10m程離れたところで別に路上座り込みを行った。これらは今年初めての教科学習診断評価(一斉試験)が行われる9日まで断食座り込みを継続する計画だ。
キム・ミンギョン記者 salmat@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/407988.html 訳J.S