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韓国、25日から清渓川で自動運転バス運行…最大7人まで無料搭乗

登録:2022-11-24 19:25 修正:2022-11-25 06:46
清渓川電気自動運転専用バス=ソウル市提供//ハンギョレ新聞社

 今日(25日)から清渓川(チョンゲチョン)一帯で電気自動運転専用無料バスが運行される。

 ソウル市は24日午前、「清渓川自動運転バス運行宣言式」を行った。自動運転バスには、突発状況に備えるための安全管理者1人を除き乗客7人まで乗ることができる。「ソウル自動運転専用アプリ」(TAP!)をインストールし予約すれば、誰でもバスを利用できる。

 このバスは、企画段階から「自動運転公共交通」を目的に作られた。一般自動車に自動運転センサーやカメラなどの装備を取り付けアルゴリズムを搭載した方式ではないという意味だ。自動運転バスの運営会社「42dot」側は、「既存の自動車に自動運転センサーを搭載すると耐久性が良くなく、長く使用できない。最初から自動運転を考慮して設計し、自動運転に適した空間にしなければならない」と述べた。

 乗り降りする停留所は清渓川広場の南側とセウン商店街前の2カ所。運行区間は清渓広場~セウン商店街~清渓広場を循環する計3.4キロメートルで、来年上半期には清渓5街まで運行区間を延長する計画だ。25日にまず2台が運行を開始し、来月12日からは計3台が20分間隔で運行される。運行時間は平日基準で午前9時30分から午後4時まで。昼休みの午後12時から1時30分の間は運行を中止する。土曜日は午前9時30分から午後1時30分まで昼休みなしで運行し、平日が公休日の場合には清渓川沿い道路は自動車通行止めになるため運行しない。

 ソウル市が電気自動運転バスを導入した理由は、自動運転の反復を通じてアルゴリズムを発展させ、ひいては自動運転バスに対する市民の認識が向上することを願うためだ。ソウル市未来先端交通課の担当者は「都心の真ん中で運行する自動運転バスに、乗る人だけでなく見る人も自動運転に対する肯定的認識を得られることを願う」と話した。

ソン・ジミン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/area/capital/1068787.html韓国語原文入力:2022-11-24 19:07
訳J.S

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