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民主労働党‘未申告口座’内訳 公開

原文入力:2010-02-13午前09:20:33(1752字)
"党費・後援費など256億 選管委申告口座に振り替え"
‘不法政治資金 造成・洗濯’疑惑にいちいち反論

イ・ジョンエ記者

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民主労働党は12日警察が問題にした‘選挙管理委員会未申告口座’の明細を公開し‘不法政治資金 造成および洗濯’疑惑に対し、いちいち解明し反撃に出た。

民主労働党はこの日2006年3月21日から去る11日まで選管委に申告されていない‘K銀行口座’を利用して受け付けた党費と後援費,党機関誌購読料など256億ウォン余りの資金明細を<ハンギョレ>に公開した。この資料を見れば、民主労働党は党費と後援支援金はもちろん17代国会議員後援支援金と大統領選挙候補後援支援金,党機関誌購読料など8種類を民主労働党宛のK銀行自動振替サービス(CMS)口座に納付を受けた後、選管委に申告された口座などへ振り替えした。

まず党費と後援支援金242億8000万ウォン余りの場合、K銀行の自動振替サービス口座で納付を受け付け、これを選管委に申告された民主労働党口座へ入金していたことが分かった。カン・キガプ,クォン・ヨンギル,イ・ヨンスン,チェ・ヨンスン,チョン・ヨンセ,ヒョン・エジャ,シム・サンジョン,ノ・フェチャン,ダン・ビョンホ議員など17代国会議員9人に対する後援支援金5億8400万ウォン余りも同じ方法でK銀行の自動振替サービス口座を経て選管委に申告された各議員の後援口座にそっくり移された。カン議員などは以後2008年7月4日まで各自の名前で自動振替サービスを開設し、K銀行を経ずに直ちに選管委に申告された自身の口座へ後援支援金を受けつけた。

また2007年民主労働党大統領選挙戦に出たクォン・ヨンギル,シム・サンジョン,ノ・フェチャン候補などの選挙候補後援会費1億8000万ウォン余りもこの口座に入ってきて選管委に申告された後援会口座に振り替えされた。民主労働党は大統領候補選挙戦が終わった後の2007年11月8日、後援会費自動振替サービスを中断した。この他に党月刊誌<理論と実践>,機関誌<進歩政治>などの購読料(8200万ウォン余り)と南原研修院後援会費(308万ウォン),韓-米自由貿易協定(FTA)反対闘争基金(276万ウォン),党常勤者労組組合費(193万ウォン)等も同じ方式でK銀行口座を経て党役員などの名義の口座に移した。民主労働党は現在、具体的な口座名義者を確認している。ウ・ウィヨン民主労働党スポークスマンは 「党名義の自動振替サービスを一つしか作ることができないという規定のために、やむをえず8種類を一つの口座に統合し受け付けた結果、誤解が生じただけで、ただの一銭の政治資金も隠匿したり不法に作ったことはない」と明らかにした。

今回の警察捜査で民主労働党があたかも不法政治資金を運用したように映ったことには、民主労働党の迅速でない対応も一役買ったという指摘が党内外から出ている。民主労働党はこの間、警察の攻勢に対し「事実と違う」として後から‘解明’という守勢的対応で一貫してきた。ウ スポークスマンは 「この間、選管委定期監査で何の指摘もなかったために、大きな問題がないと感じ、安易に考えた点がある」とし「また創党以後、会計責任者が何回も交替しており特に分党以後に離党した人々の協力が円滑でなく状況把握が遅れた」と話した。

民主労働党は<中央日報>と<東亜日報>,<文化日報>が「悪意的に虚偽事実を報道した」として、名誉毀損と虚偽事実流布,住民登録法違反などの疑惑で民刑事訴訟など可能なすべての法的対応をとると明らかにした。ウ スポークスマンは 「言論仲裁委員会を通じ反論報道,訂正報道などの方法を推進することもできたが、これら報道機関がすでに限度を越したという判断でこういう強硬措置を取ることに決めた」と説明した。

イ・ジョンエ記者 hongbyul@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/404587.html 訳J.S