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‘原案’世論高まり‘親イ’悩み深まる

原文入力:2010-02-08午前11:17:01(1138字)
世宗市 広報‘総力戦’にかかわらず 2.5%p差 修正案 上回る

キム・ジウン記者

←世宗市 原案-修正案 支持率推移

政府と与党主流の親李明博系が出て世宗市修正案説得作業に力を注いでいるが、当初修正案賛成が多かった世論はますます原案賛成が多くなる傾向に反転したことが分かった。

世論調査専門機関の<リアルメーター>が去る4日、成人男女1千人を対象に世宗市推進方向を聞いた結果、回答者の37.2%が原案推進を支持し、修正案推進(34.7%)意見を上回った。リアルメーターの先月21日調査では、修正案推進が39.6%で原案推進(30.5%)を9.1%上回っていた。しかし、同月29日調査で修正案推進(39.6%)と原案推進(36.1%)の格差が狭まったのに続き、ついに世論が逆転したわけだ。イ・テクス リアルメーター代表は<ハンギョレ>との通話で 「3日独自の世論調査でも原案推進が多く、2月1日の他の機関の調査結果も類似していたことを見れば、原案に対する賛成世論が高まる傾向」と話した。

世論のこういう推移は世宗市修正案論議の長期化にともなう国民の疲労感が反映されたものと見られる。親イ直系のある議員は 「修正案広報にもかかわらず国民は疲労感を感じ世論がさらに悪くなったようだ」と話した。

世宗市修正案に対する広報総力戦にもかかわらず、世論がさらに悪化し与党では修正案処理時期と方法に対する悩みが深まっている。与党首脳部は当初1~2月立法予告,世論戦→3月党論変更→4月国会表決処理’を日程に定めたと知られたが状況が不如意であるためだ。

直ちに親イ系内からは修正案貫徹方法を巡り異見が噴出している。ある首都圏親イ直系議員は 「世宗市はそのままにすれば地方選挙に影響を与える」として「4月には結論を出さなければならない」と話した。また別の親イ直系議員は 「李明博大統領が議員を直接説得するなど、前面に立たなければならない」とし「旧正月以後、大統領府にこういう要求をする」と話した。

6月の地方選挙以後まで念頭に置いた長期戦を準備しようという意見も出ている。核心党職を引き受けたある親イ直系議員は「修正世論が広がらない状況で党論採択を強行することはできず、とはいえ修正案をたたむこともできない」とし「与党核心部は6月の地方選挙以後の表決方案も排除していない」と話した。

キム・ジウン記者 mirae@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/403415.html 訳J.S