原文入力:2010-02-08午前09:21:27(1192字)
←三星一家の外出 イ・ゴンヒ元三星会長が5日ソウル,中区,巡和洞の湖巌アートホールで開かれた三星グループ創業者 故イ・ビョンチョル会長の100周期記念式を終え新世界イ・ミョンヒ会長と手を握り明るい表情で式場を出ている。 写真共同取材団
イ・ゴンヒ前三星グループ会長が18ヶ月ぶりに国際オリンピック委員会(IOC)委員に復帰した。
IOCは8日(韓国時間) 2010冬季オリンピックが開かれるカナダ,バンクーバーで執行委員会を開きイ・ゴンヒ前会長のIOC委員復帰を決めた。
1996年IOC委員に選出されたイ・ゴンヒ前会長は2008年7月、租税脱税疑惑で1審で有罪判決を受けるや2008年8月北京オリンピックを控えて自発的にIOC委員資格を中断するという意思を明らかにした。
その間IOCは個人不正を犯した委員に資格停止を下した事例が何回もあったが、委員自ら資格中断意思を明らかにしたのは初めてだ。
だが政府が昨年12月、イ・ゴンヒ前会長に対し特別赦免を断行するやイ・ゴンヒ委員はIOCに復帰意思を明らかにし、IOCも執行委員会初日の最初の案件として審議し復帰を決めた。
IOCは執行委員会会議が終わった後11時30分に記者会見を行い、イ・ゴンヒ委員の復帰を公式発表する予定だ。
イ・ゴンヒ委員が復帰することにより活動可能な韓国のIOC委員は選手委員出身のムン・テソン委員と共に2人に増えた。
韓国に留まっているイ・ゴンヒ委員は10日頃にバンクーバーへ渡り、11日から始まるIOC総会に参加する予定だ。
イ・ゴンヒ委員がIOC総会に参加するのは2007年7月グアテマラシティ総会以後初めてだ。
2014年冬季オリンピック開催地を決めたグアテマラIOC総会の時、イ・ゴンヒ委員は平昌オリンピック誘致のために総力戦を展開した。
この日、主要外信は国際舞台で強大な影響力を持つイ・ゴンヒ前会長がIOC委員に復帰し冬季オリンピック'3数'に上がった江原道,平昌の誘致活動に大きい力を与えると見通した。
平昌は2018年冬季オリンピック誘致のために、ドイツ ミュンヘン,フランス アンシーと激しい三つ巴戦を行っている。
バンクーバー冬季オリンピック公式パートナー(TOP)の三星電子関係者たちは「会長様が今回のIOC総会から平昌の冬季オリンピック誘致のために熱心に活動されるだろう」と明らかにしたが具体的な言及は避けた。
チョン・ビョンヒョク記者 shoeless@yna.co.kr (バンクーバー=連合ニュース)
原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/403430.html 訳J.S