原文入力:2010-02-07午後11:49:22(1422字)
昨年11月から洛東江巡礼…11回で700人余り‘同行’
"こんなに美しいのに敢えて…4大河川 急速に共感拡大"
パク・ヨンニュル記者
←チユル僧侶が市民と共に洛東江支流の慶北,醴泉郡,龍宮面,乃城川辺を歩いている。
工事の騒音が轟く川底に立ったチ・ユル僧侶「今私たちが見ているこの美しい風景とは違う(堰を積んで)水を満たした川、それは洛東江ではありません。"
6日午後、4大河川事業の一つである慶北尚州市,尚州堰建設現場。無念と怒りが入り乱れたチユル僧侶の声が響いた。千聖山トンネル工事反対断食で広く知られた僧侶は、昨年11月尚州市,中東面,回上里に居を定めて洛東江巡礼を始めた。洛東江と周辺を見て回った僧侶は4大河川事業で洛東江が毀損されてはならないとし巡礼行事を企画した。全国から来た参加者と共に毎週土・日曜日に1泊2日で尚州市,中東面,カンチャン橋から安東市磨崖湿地まで4大河川事業工事現場と近隣名勝地をバスと渡し船,徒歩を利用して見て回る行事だ。
この日ですでに11回に達する僧侶の洛東江巡礼が静かな呼応を得ている。この間、僧侶と共にした人々はすでに700人余りに達する。パク・ウォンスン弁護士とキム・ジョンウク ソウル大環境大学院教授など知られた人々はもちろん、全国各地の市民たちも列をなして同行している。一部地域住民たちも昨年12月‘川と湿地を愛する尚州の人々’という地域生態運動の集いを作り、巡礼行事のコンパニオンの役割を立派に果たしてきている。
‘尚州の人々’関係者は 「宿舎問題などのため人数制限しなければならないほど呼応が大きい」として 「多い時は45人乗り観光バスを3台動員しなければならない程に人々が集まる」と話した。
この日、尚州市外バスターミナルから出発した巡礼団は、カンチャン橋と尚州堰工事現場と洛東江辺生態公園造成地→擎天台・沙伐→三江→回龍浦と乃城川を経て安東市,豊川面河回黄土建築学教で1泊した。宿舎ではチョン・ギョンベ神父の司会でお互いの感想を話し合い共感する行事も行われた。
ソウルからきたというキム・ジュヘ(21・大学生)氏は 「初めて見る洛東江がこんなに美しいのに、あえて莫大なお金をかけて巨大な工事を行う必要があるのかという気がした」と話した。翌日には九潭湿地と河回村(ハフェマウル),屏山書院と磨崖遺跡地を現地調査した。区間区間ごとに僧侶と‘尚州の人々’会員たちが説明を加えた。
チユル僧侶は 「初めは近隣住民たちは大部分が無関心だったが、4大河川工事が急速に進行され共感する声を発する人々が増えている」として「重要なのは何ができるかではなく、何をしなければならないかだ」と低い声で話した。
‘尚州の人々’のイ・ククチン事務局長は「4大河川事業に対して賛成しようが反対しようが、洛東江に来る必要がある」として「直接見て感じて、どんなことが起きていて何をしなければならないのか、自らが感じなければならない」と明らかにした。僧侶は当分この巡礼を継続する計画だ。
尚州/文・写真 パク・ヨンニュル記者 ylpak@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/environment/403369.html 訳J.S