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韓国でステルスオミクロン占有率41.4%…「流行ピーク到来が遅れる可能性」

登録:2022-03-21 19:34 修正:2022-03-22 06:42
オミクロンとステルスオミクロン(BA.2)同時影響の可能性も
電子顕微鏡で見た新型コロナウイルス=出処NIAID//ハンギョレ新聞社

 新型コロナのオミクロン変異株の下位変異であるBA.2(ステルスオミクロン)の韓国国内での検出比率が急速に増え、韓国における新型コロナの流行規模とピーク到来に影響を与えるという防疫当局の見通しが出てきた。

 チョン・ウンギョン疾病管理庁長は21日、中央防疫対策本部(防対本)定例ブリーフィングで「オミクロン変異株の中でBA.2の占有率が増加しており、(専門家用の)迅速抗原検査で陽性を認めるなどにより、流行のピーク到来までの期間が延び、規模が大きくなる可能性がある」と明らかにした。オミクロンの流行が過ぎた後にBA.2による再流行が進んでいる他国とは異なり、韓国ではオミクロンが流行する状況下でBA.2の占有率が増え、同時流行による影響を受けるとの判断だ。

 BA.2は、既存のオミクロンより30%ほど伝播力が高い変異株で、現在全世界の占有率が60%で優勢種になっている。韓国国内でも占有率が非常に高くなったが、今月第2週(3/6~3/12)に26.3%だったBA.2の検出比率は、先週(13~19日)には41.4%水準まで上がった。慶北大学病院のキム・シヌ教授(感染内科)は「(ステルスオミクロンにより)米国や欧州で感染者が再び増加しているように、韓国でも減少傾向への転換を妨害する要素として作用するだろう」と指摘した。

クォン・ジダム記者、パク・ジュニョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/health/1035680.html韓国語原文入力:2022-03-21 17:43
訳J.S

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