原文入力:2010-02-05午後09:06:43(1059字)
ソン・インゴル記者
去る4日忠南燕岐郡,鳥致院駅で開かれた世宗市修正案賛成集会に、参加者の内の数百人が金を受け取っていたことが分かり、修正案支持勢力が世論を変えるために市民を動員した集会を開いたという疑惑が出てきている。5日こういう事実が言論に報道され、燕岐郡住民など世宗市原案支持者たちは 「政府が世宗市修正案を貫徹させるために世論操作に出ている」と非難した。
鳥致院のある商人は 「鳥致院駅前で20年余り商売をしているが、4日世宗市修正案賛成集会に参加した人々は大部分外部の人に見えた」とし「修正案支持集会に参加していても集会に積極的でない様子も変に見えた」と話した。別の商人も 「ここの世論は原案建設が大勢なのに、燕岐郡住民が真昼に修正案を支持する集会に出てくることができるか」とし「参席者らがどこからきたのか,誰が観光バスを借りて日当を与えたのか調査すべきだ」と主張した。
この日、行政都市霧散阻止忠清圏非常対策委員会は声明を出し 「世宗市修正案に対する支持が高まらないので、焦った修正案支持勢力が忠清民の世論をわい曲するためにでっち上げ集会を計画した」と非難した。忠清非常対策委は 「4日の参席者500人余りと貸切りバス12台,舞台・音響施設,印刷物などを見れば数千万ウォンかかっただろう」として 「検察と警察,選挙管理委員会などはこの日の集会の費用の出処と参加者に配った金品の真相を捜査すべきだ」と要求した。
これに対し4日に世宗市修正案支持集会を開いた世宗市原住民生計および再補償非常対策委員会チェ・某委員長は<ハンギョレ>との通話で 「集会費用は対策委員会の資金と地域住民たちの後援支援金で処理する予定であり、バス貸与費などはまだ払っていない」として 「大田圏から参席者を動員したという報道は事実ではなく、これを報道した報道機関を言論仲裁委員会に提訴する予定」と明らかにした。
国務総理室も 「政府内のどの部署も世宗市広報のために鳥致院駅集会に住民を動員したことはなくお金を与えたこともない」と説明し、忠南警察庁は 「言論が提起した集会参席者動員疑惑に対し事実を確認中」と明らかにした。 燕岐/ソン・インゴル記者igsong＠hani.co.kr
原文: 訳J.S
