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21日間 断食 ヤン・スンジョ‘車椅子 闘魂’

原文入力:2010-02-04午後09:10:14(1322字)
対政府質問で 世宗市 抗議
総理・イ大統領 鋭く批判
病院に運ばれても "断食"

ソン・ホジン記者

←世宗市修正案反対を主張し20日を超えて断食してきたヤン・スンジョ民主党議員が4日午前、国会で開かれた本会議 政治に関する対政府質問を終え同僚議員らの助けを借りて本会議場を出ている。キム・ポンギュ記者bong9@hani.co.kr

ヤン・スンジョ民主党議員は体重が11㎏も減ったからだを車椅子にのせ、国会本会議場の壇上に上がった。4日で断髪・断食21日目の彼はこの瞬間のために頑張ってきた。反対側には断食中の彼に‘晩餐招待状’を送ったチョン・ウンチャン国務総理が立った。

キム・ヒョンオ国会議長は気力が衰弱したヤン議員のために 「マイクのボリュームを最大にしてあげなさい」と指示した後 「落ち着いて楽に質問しなさい」と依頼した。本会議場の外には医療スタッフが待機していた。

ホン・ヨンピョ議員などの助けで車椅子をチョン総理側に回したヤン議員は「全力を絞り出して質問する」として話し始めた。彼は「2度の大統領選挙過程で国民的同意を経て、与野党が合意し、憲法裁判所の合憲決定で正当性を認められた行政中心複合都市(世宗市)が風前の灯になった」と嘆いた。「行政部署を移転すれば国が滅びるかもしれない」と言ったチョン総理の発言等に対しては「すでに果川に7ヶの政府部署があり、忠南,鶏龍台に3軍司令部があるが今、国が滅びているのか」と反論した。また「(世宗市)原案どおりすれば社会主義都市になる」と言ったクォン・テシン総理室長の解任も主張した。

吐息をついた彼は、本会議場画面を通じ李明博大統領が大統領候補時期から20回にわたり世宗市原案を推進すると言った発言を集めて見せてくれた。彼は「イ大統領は確信にみちた語調で嘘をついてきた。世間では羊飼い(狼少年)大統領と言っている。その話を肝に銘じて共に恥じなさい」と話した。しかしチョン総理は「公約が誤っていたと考えれば直すことが望ましい」として退かなかった。

この日、ヤン議員はチョン総理を‘世宗市先鋒総理’‘カカシ総理’と呼び激しい感情を表わした。だが力尽きるように革新都市などに関する質問は省略しなければならなかった。ヤン議員は 「政府の波状攻勢と世論戦に屈せず、忠清道民は心を堅く持ってください」と最後に訴えた後に挨拶した。同僚議員らは力が入らず頭も上げることのできない彼を本会議場外に連れて行った。

直ちに病院に移送された後 「脳出血の危険がある」として断食中断の勧誘を受けたが、彼は‘世宗市原案死守’のために断食を継続するという意志を明らかにしている。彼の側近は 「後送車で‘総理が原案もまともに読んでいないようだ。とても腹が立つ’と言われたが目に涙を溜めていた」と伝えた。 ソン・ホジン記者dmzsong@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/402898.html 訳J.S