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時局宣言教師‘今度は有罪’

https://www.hani.co.kr/arti/society/schooling/402902.html

原文入力:2010-02-04午後08:50:54(825字)
仁川地方裁判所, 罰金刑・宣告猶予

キム・ヨンファン記者

教師時局宣言を主導した疑惑で起訴された全国教職員労働組合(全教組)仁川支部幹部らに1審で有罪が宣告された。これは同じ嫌疑で起訴された全教組全北支部幹部らに "時局宣言は表現の自由に該当する" として無罪を宣告した全州地方裁判所の判決とは異なるため上級審の判断が注目される。

仁川地方裁判所刑事3単独クォン・ソンス判事は4日国家公務員法違反嫌疑などで不拘束起訴されたイム・ビョング全教組仁川支部長に罰金100万ウォンを宣告した。またキム・ヨンウ政策室長とイ・ソンヒ事務局長には各々罰金50万ウォンの宣告を猶予した。

裁判所は判決文で 「教師たちが政治的意思を集団的に表現する場合、まだ判断能力が未熟な小・中・高校学生に及ぼす影響が少なくない点と、公務員の政治的中立性を考慮する時、教師たちの政治的意思表現は一般公務員よりさらに慎重に行使されなければならない点などに照らしてみる時、この事件の時局宣言行為は国家公務員法で禁止している集団行為に該当する」 と明らかにした。

裁判所はまた 「表現の自由がどの基本権より重要だという点を勘案しても、教育と関連ない時局状況や政策に対する認識およびそれにともなう国政刷新要請は政治的意思表現」と判断した。

イム支部長はこの日の宣告直後 「形式的には有罪だが罰金刑と宣告猶予は無罪宣告に他ならない」としつつも 「法律的には継続して戦ってみようと考える」と控訴意思を明らかにした。イム支部長などは昨年6月教師時局宣言を主導した疑惑で仁川市教育庁によって検察に告発された。

仁川/キム・ヨンファン記者ywkim@hani.co.kr

原文: 訳J.S