原文入力:2010-02-02午後09:49:09(809字)
文化財庁, 壁・天井 はがし原形復元
ノ・ヒョンソク記者
←2日午前に開かれた徳寿宮石造殿原形復元現場説明会で、工事チーム関係者が復元中の内部アーチ門構造物について話している。 連合ニュース
"壁体と天井を開けてみて驚きました。高宗の時の痕跡があちこちに残っていました。" 1910年徳寿宮石造殿を作った高宗皇帝(1852~1919)の息遣いは相変らず生きていた。彼が執務して過ごした石造殿の多くの部屋が各々傷跡の中に90余年前の姿を現した。
2日昼、ソウル徳寿宮の石造殿で公開された文化財庁の復元作業現場は‘石造殿の再発見’だった。室内のあちこちのアーチ門は頑丈なレンガ壁で埋められ、高宗が暖を取った様式暖炉と煙突は壁体に痕跡だけを刻んでいた。1933年ここを美術館に作り直した日帝が残した傷跡だった。
皇帝夫妻の居間,謁見室などがある3階と接見室のある2階は工事を始めた昨年10月から壁体石灰壁を引きはがし天井外板も取り壊した状態だった。壁体を探って見つけた1910年代の構造物の内部はアーチ門と暖炉の跡が最も多かった。3階の小会議室,居間,謁見室,寝室などの随所に見られた。1930~80年代に本来の壁体に重ねられた石灰壁層も年輪のようにあらわれた。天井からは火災を防ぐために覆ったという波形の大型鉄板が注目を引いた。
イ・コンム文化財庁長は 「今回の発見を土台に2012年までに1~3階主要施設とシャンデリア,壁暖炉などの原形復元を終え、石造殿を‘大韓帝国歴史観’(仮称)として活用する計画」と明らかにした。
ノ・ヒョンソク記者nuge@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/402509.html 訳J.S