原文入力:2010-02-03午前08:39:31(1272字)
閣僚会議で明らかに… "北韓が会談を望んでいるのは事実"
‘対北韓 ばら撒き支援’保守層の反発 意識した模様
ファン・ジュンボム記者,イ・ジェフン記者
李明博大統領は2日 "首脳会談のための代価はありえないという大前提で南北首脳が会わなければならない" と話した。
イ大統領はこの日、閣僚会議で南北首脳会談と関連し「言論で色々の話が出てきているが、南北首脳会談は確固たる原則の下に推進できることだ。その原則がみたされなければ実現できない" として、このように明らかにしたとパク・ソンギュ大統領府報道官が伝えた。イ大統領は特に「北韓が首脳会談を望んでいるのは事実だ」と話したと参席者らが伝えた。
イ大統領は‘首脳会談のための代価はない’という点を強調し 「この原則を譲歩することはないだろう。原則を守るのは南北双方に良いこと」と話した。イ大統領は閣僚会議を終える頃、ユン・ジュンヒョン企画財政部長官がヒョン・インテク統一部長官に南北首脳会談に対する質問を投げかけると、すぐに「それは統一部長官が答えるほどに進行されていない」として、このように話したとパク スポークスマンが伝えた。
イ大統領のこの日の発言は、先月29日<BBC>と行ったインタビューで「南北首脳が会うのに条件があってはならない」と明らかにしたことに対し、保守層が"対北韓ばら撒き支援" として反発していることを意識したものと分析される。パク スポークスマンは‘代価なし’というイ大統領の発言に対し「過去の南北首脳会談の裏面が後ほど公開されたことを見れば、いわゆる‘闇取り引き’があったのではないか」として「首脳会談をすれば何をしてあげるといった条件を持ったりしないという意味」と説明した。しかし、パク スポークスマンは‘米・肥料など人道的支援もしないという意味か’という質問に「人道的支援は今でもしていることであり、首脳会談と結びつける懸案ではない」と話した。
イ大統領の発言は首脳会談の雰囲気が高まることを鎮めようとする意図もあると見られる。ヒョン・インテク統一部長官はこの日、韓国言論会館で開かれた外信記者クラブ招請懇談会でイ大統領の‘年内首脳会談の可能性’言及に対し「我々の希望事項を話したこと」として「2010年が南北相互間に重要な年なので、南北首脳会談を通じて韓半島の安定と平和を議論できれば良いという意味」と話した。ヒョン長官は「最近、首脳会談関連報道がたくさん出ているが、一歩先に立って言ったこと」として「まだ何も決定されていない」と話した。ヒョン長官は「望ましい南北首脳会談は北核問題および国軍捕虜・拉致問題解決に役に立つこと」と明らかにした。
ファン・ジュンボム,イ・ジェフン記者jaybee@hani.co.kr
原文: 訳J.S