原文入力:2010-02-03午前08:15:47(771字)
河川学会 "ヒ素 米国基準値 越える"
4大河川本部では "基準値以下 検出"
クォン・ウンジュン記者,キム・ソンファン記者
4大河川事業工事が進行中の洛東江達城堰工事現場で採取した堆積土から猛毒性発ガン物質のヒ素が米国環境保護庁(EPA)基準値より高い値で検出された。
大韓河川学会(会長 キム・ジョンウク ソウル大教授)と市民環境研究所(所長パク・チャングン関東大教授)は、先月21日ホン・ヒドク民主労働党議員と市民団体などが大邱,達城郡,論工邑(ノンゴンウプ)の達城堰仮防水建設現場を訪ねて直接採取した堆積土試料を分析した結果、毒劇物のヒ素が8.488ppm検出されたと2日明らかにした。これは米国環境保護庁堆積物管理基準(SQGs)の‘悪影響を及ぼす恐れがある範囲の最小濃度’(ERL)基準値の8.2ppmより高い数値だ。
ヒ素は毒性が強く少量であっても服用すれば消化器障害,結膜炎,皮膚色素異常などを起こし、多量に服用すれば死亡することのある1級発ガン物質だ。
大韓河川学会等はこの日 「4大河川事業の核心である川底浚渫で川底が掘り返されればこのような毒性物質による水質汚染と生態系破壊のような深刻な災難が憂慮される」と主張した。
一方、4大河川再生推進本部はこの日、ホン・ヒドク議員室と同じ日,同じ場所から採取した試料を分析した結果、ヒ素が5.03ppm検出されるなど異なる数値が出てきたと明らかにした。
クォン・ウンジュン,キム・ソンファン 記者details@hani.co.kr
原文: 訳J.S