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国会‘世宗市戦争’…親パク, 総攻撃態勢

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/402272.html

原文入力:2010-02-01午後09:48:08(1501字)
イ大統領 "2月国会 問題提起, 徹底的に準備せよ"

シン・スングン記者

世宗市原案修正可否を巡り‘国家百年大計’と‘対国民信頼’を前面に掲げ賛否で対立してきた李明博大統領と朴槿恵前代表が2月臨時国会初日から政治的自尊心をかけた大激突を予告した。

"国家百年大計のための政策が政治的論争の種に留まってはいけない。政府が責任をもって堂々とした姿を通じて国民を納得させなければならない。" イ大統領は2月臨時国会を迎え、大統領府首席秘書官会議でこのように強調した。 "臨時国会で色々な問題が提起される" だろうが "通常的返答では充分でない"とか "徹底して準備せよ" ということだ。事実上、チョン・ウンチャン総理と長官たちに野党と親パク陣営の‘修正論批判’に堂々と対抗しろと注文したものと解釈される。

パク前代表も退く様子はない。"首都圏過密解消と国土均衡発展という根本趣旨に則り法を作り通過させたのであり、ハンナラ党もその趣旨に則り実現すると選挙の度に約束してきた。" この日、本会議を終えて出てきたパク前代表は記者らの質問にこのように話した。修正案が国家百年大計のためのものと主張するイ大統領と与党主流の論理に対して‘地域均衡発展論’で反論したものだ。3月党論変更方針を固めた親イ系の動きには "これ以上話すことはない" と言い切った。

これに伴い2月臨時国会で親イ-親パク陣営の葛藤はより一層激しくなる様相だ。イム・ドンギュ,イ・チュンシク,チャ・ミョンジン議員など、世宗市法改定案を発議した親イ系議員10人余りはこの日、国会図書館で‘世宗市発展案の意味と立法方向’討論会を開いた。30人余りの親イ系議員らが参加したこの日の討論会では、チョン・モンジュン代表,アン・サンス院内代表などがパク前代表の‘対国民信頼論’に照準をあわせ修正の正当性を力説した。チョン代表は「私が理解することでは、朴槿恵前代表も原案が良く必ず必要だから原案でやろうということではない。約束をしたから約束を守ることが望ましいというお言葉だ」と話した。対国民信頼のために修正案に反対しているだけだということだ。

しかし、親パク陣営は対政府質問を通じて、イ大統領とチョン代表のこういう認識の虚構性を明らかにすると意気込んでいる。パク前代表のスポークスマン格のイ・ジョンヒョン議員は「パク前代表はこの間政府が大統領選挙公約までひっくり返して、まったく名分のないことをしており、それを阻むために政治的信頼を強調した」として「政治的信頼に劣らず均衡発展次元でも原案が重要だという点を対政府質問などで一つ一つ明らかにするだろう」と話した。パク前代表も最近側近議員らに「1964年以後、首都圏過密化解消のために政府が新都市開発などすべての政策手段をみな動員したが過密化を食い止めることができなかった」とし「もう残った解決法は政府機関を移転し地方も人が暮らせる都市を作ること」として均衡発展次元の接近を注文したという。

実際、ユ・ジョンボク議員など親パク陣営対政府質問者らは、チョン・ウンチャン総理とチョン・ジョンファン国土海洋部長官を相手に修正案が原案から行政部署移転を除いたものに過ぎないという点を追及すると発表された。

シン・スングン記者 skshin@hani.co.kr

原文: 訳J.S