本文に移動

‘MB発言 わい曲’キム・ウンヘ大統領府報道官 辞意

原文入力:2010-01-30午後12:39:03(1130字)
BBC会見内容 事実と違う発表‘責任’
南北首脳会談 びっくり効果狙い水位下げた模様

←キム・ウンヘ代弁人ブリーフィング

キム・ウンヘ大統領府報道官が李明博大統領の<BBC>会見内容が事実を曲げて公開されたことに伴う責任を負い29日辞意を表明した。

大統領府は28日午後(以下 現地時間)スイス,ダボスで行われたイ大統領の<BBC>会見内容が盛り込まれた報道資料を29日午前1時30分頃、記者らに回した。この資料にはイ大統領が南北首脳会談に対し「両者間の和解と協力のためには開かれた心で臨まなければなければならないと考える。韓半島の平和と北核解決に役立つ状況になれば年内にでも会わない理由はない」と話したことになっている。

すべての言論はこの資料を土台に報道した。国内主要新聞社らは‘イ大統領が年内に金正日委員長と会うことができる’という内容を題名に選び、30日付新聞1面トップ記事で主要に扱った。

だが、これはこの日夕方8時頃<韓国放送>が会見を直接行った<BBC>からイ大統領の会見映像を渡され、録音を開ける過程で事実と違うことが判明した。映像に現れたイ大統領の実際の発言は「両者間の和解と協力のためには開かれた心で事前に会うことに対する条件があってはならない。そうすればいつでも会える。早晩だと断定して言う訳には行かないが、おそらく年内に会うことができそうだと見る」とのことだった。これは大統領府が当初明らかにした「年内にでも会わない理由はない」という発言よりはるかに具体的で強力だ。

大統領府で発表した内容には "条件なしで" という表現が消え、代わりに "年内に会うことができそうだと見る" という表現は "会わない理由はない" に変わった。

このために大統領府が年内南北首脳会談のびっくり効果を極大化するために意図的にイ大統領の発言トーンを緩和したのではないかという観測が出てきた。

この日<BBC>との会見に同席したキム代弁人は「イ大統領が多くの日程でだいぶ疲れている状態で<BBC>とのインタビューをしながらも発言があまりなめらかではなかった」とし「余波が大きくなりうる発言なのでインタビューを終えた後にイ大統領に真意を尋ね、イ大統領が説明した内容でインタビュー報道資料を作り配布した」と弁明した。キム代弁人は「発言をわい曲しようとする意図はなかった」と話した。

デジタル編集チーム

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/401902.html 訳J.S