本文に移動

14万人 成績C学生の悲しみ

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/399474.html

原文入力:2010-01-17午後09:01:33
C単位からB単位へ終盤基準強化 混乱

イ・チュンジェ記者

ソウルのある私立大に通うイム・某(20)氏は数日前、韓国奨学財団の‘就職後学資金貸し出し’案内文をインターネットで見てびっくりした。貸し出し申請資格が成績CからBに変わったためだ。イム氏は「去る学期に6ヶ科目の内5ヶがBだったが、残り1科目がC+だったので新しい学資金貸し出し制度を利用できなくなった」とし「この間、政府がC以上ならば貸し出しを受けることができると広報していたことを信じていたのに困った」として泣き面になった。

実際、教育科学技術部は昨年7月に新しい学資金貸し出し制度施行計画を出し、貸し出し申請基準を成績Cと定め、昨年11月19日に細部方案を発表する時もこの基準を維持した。しかし去る14日‘就職後学資金償還特別法’が国会教育科学技術委員会全体会議を通過した後、教科部が発表した最終案には申請基準が成績Bに強化された。

このように貸し出し資格が高まったことにより、新制度を利用できなくなった学生たちは教科部推算でも14万人に達する。

教科部は「低所得層学生たちに対する無償奨学金恩恵をそのまま維持することにし、申請基準を強化しなければ財政負担があまりに大きくなる」とし「C単位以上が全体学生の90%に達するほどに大学の成績インフレが深刻だ」と説明した。

これに対しアン・ジンゴル参加連帯民生希望本部チーム長は「低所得層学生たちの場合、アルバイトなどで単位競争で不利にならざるをえ得ず被害が大きい」とし「長期的には申請基準を強化するとしても、今年1学期には既に広報した通りの制度を施行してこそ混乱を防げるだろう」と話した。

イ・チュンジェ記者cjlee@hani.co.kr

原文: 訳J.S