2020東京五輪の開会式が行われる23日、韓国の国民の10人に6人が東京五輪に関心がないという世論調査の結果が韓国ギャラップにより発表された。
ギャラップが20~22日に全国の成人1003人に対して「東京五輪に関心があるか」を尋ねたところ(信頼水準95%、標本誤差±3.1ポイント)、「関心がある」は32%、「関心がない」は66%だった。5年前の2016リオ五輪は「関心がある」が60%、「関心がない」が41%だった。2018平昌(ピョンチャン)冬季五輪の「関心がある」は71%だった。ギャラップは、五輪に対する関心度は1992バルセロナ五輪以降で最低水準であり、1992年以降の同様の調査で「関心がない」が「関心がある」を上回ったのは今回が初だと発表した。東京五輪開催の見通しを聞く質問には「悲観的」という回答が84%で、「楽観的」(7%)を圧倒した。
東京五輪に関心があると答えた回答者に関心のある種目を2つ選んでもらったところ、サッカーが40%で注目度が高く、続いて野球が20%、アーチェリーが16%の順だった。
清海部隊集団感染事件、キム・ギョンス前慶尚南道知事の「ドゥルーキング・コメント操作」有罪などの悪材料があるにも関わらず、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は2ポイント上がり、40%を回復した。政党支持率は、共に民主党が先週から2ポイント上昇の33%、国民の力が1ポイント下落の28%となった。続いて正義党が4%、国民の党と開かれた民主党が3%だった。詳細は、韓国ギャラップまたは中央世論調査審議委員会のウェブサイトを参照。