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イ・ジェミョン知事、大統領選出馬宣言…「誰もが経済的豊かさを享受できる社会へ」

登録:2021-07-01 08:43 修正:2021-07-01 12:20
「危機の原因は不公正と二極化 
持続的な成長でより良い暮らしを」
共に民主党の大統領選候補のイ・ジェミョン京畿道知事が1日、オンラインを通じて第20代大統領選挙への出馬を宣言している/聯合ニュース

 イ・ジェミョン京畿道知事が1日、「国民を教える『指導者』ではなく、主権者の代理をする働き手として、高いところではなく国民のそばに寄り添う」とし、大統領選挙への挑戦を公式宣言した。イ知事はこの日、映像を通じて出馬を宣言し、「誇りに思う金大中(キム・デジュン)、盧武鉉(ノ・ムヒョン)、文在寅(ムン・ジェイン)政権の土台の上に、必要なものは加え、足りないものは補い、過ちは正して、より有能な第4期民主党政権、より新しいイ・ジェミョン政権として国民の前に立つ」と表明した。イ知事は「危機の原因は不公正と二極化にある」とし「公正さの確保、不平等と二極化の緩和、福祉拡充に加え、経済的基本権が保障され、誰もが最小限の経済的豊かさを享受する社会であってこそ、持続的な成長と国民のより良い暮らしが可能になる」と述べた。「大韓民国は民主共和国である」という憲法第1条を読みあげながら始まった出馬宣言では、「公正」が15回、「成長」が11回言及された。2017年の出馬宣言で言及回数が4回にとどまった「成長」の比重が、今回はより高くなった。

 「なぜ今イ・ジェミョンなのか」についても、かなり多くの時間を割いて説明した。イ知事は「私イ・ジェミョンは、守る約束だけをし、一度した約束は必ず守った。城南市長として8年、京畿道知事として3年間務めた間の公約の履行率が90%を超えるのはそのためだ」とし、「リスクの方が多かった『土のスプーン』の非主流だが、リスクをチャンスに変えながら成果を生み出してきたイ・ジェミョンこそ、危機の大韓民国を希望民国に変えることができる」と述べた。イ知事は不可能と思われた渓谷違法施設を整備したように、基本住宅を充分に供給してこれ以上住宅問題で苦しまないようにすると述べ、また、基本所得を導入して誰もが最小限の経済的豊かさを享受しながらやりたい仕事をする社会を作ると強調した。

ソ・ヨンジ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/1001671.html韓国語原文入力:2021-07-01 08:16
訳C.M

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