原文入力:2010-01-10午後07:19:16
金正日 昨年発言一歩遅れて公開
イ・ジェフン記者
金正日北韓国防委員長が「(金日成)首領様は人民が白い米の飯に肉のスープを飲み絹の服を着て瓦の家で暮らすようにしなければならないと言いましたが、私たちはこの遺言を貫徹できずにいる」と話したと9日<労働新聞>が報道した。
金委員長は昨年、現地指導で「今、我が国は政治思想的な面では言うまでもなく軍事面でも強国の地位にのぼったが、人民生活では課題(不足した点)が少なくない」とし、このように話したと北韓ウェブサイト<私たち民族同士>が<労働新聞>の‘新しい勝利に歌う戦闘的旗じるし’という記事を引用して伝えた。金委員長はこのように‘米の飯に肉のスープ’という故金日成主席の遺言を想起させ「私は最短期間中に人民の生活問題を解決し人民を満ち足りた良い暮らしができるよう首領様の遺言を必ず貫徹する」と強調したと新聞は伝えた。
北韓労働党機関紙の<労働新聞>が金委員長の昨年の発言を一歩遅れて公開して強調したところには、新年共同社説で‘人民生活改善’を最優先課題として提示した金委員長など党指導部の意志の確かさを宣伝し人民を対象とした労力動員を強化しようとする布石が敷かれたものと分析される。
イ・ジェフン記者,連合ニュースnomad@hani.co.kr
原文: 訳J.S