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イ大統領 アブダビ行…‘原子力発電所受注’終盤支援

https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/395543.html

原文入力:2009-12-26午前09:39:09
UAE大統領と首脳会談

ファン・ジュンボム記者

李明博大統領は26日アラブ首長国連邦原子力発電所の建設受注を終盤支援するため1泊2日日程でアブダビを訪問すると大統領府が25日明らかにした。

イ大統領は訪問期間にビン=ザーイド・アール=ナヒヤーン アラブ首長国連邦大統領と首脳会談を持ち、原子力発電所受注のための談判を行う予定だ。大統領府関係者は「韓国の原子力発電所建設受注可否はまだ不透明で、イ大統領の訪問は数週間前の最終チケットを手にするための首脳外交の一環」と話した。

アラブ首長国連邦は△原子力発電所建設能力△価格競争力△長期協力構築など基準項目点数を総合算定し近い将来最終事業者を選定すると発表された。

韓国は去る5月、韓国電力を中心に現代建設・斗山重工業・三星物産建設部門が参加したコンソーシアムを構成し、アラブ首長国連邦が発注した原子力発電所公開入札に参入し、レバーなどが参加したフランス コンソーシアムと終盤の競合を行っている。韓電コンソーシアムには米国のウェスティングハウス,日本の東芝も合流した。

今回の原子力発電所事業の規模は数十兆ウォンに達すると伝えられた。受注に成功する場合、韓国の国外プラント受注史上最大規模と政府関係者は伝えた。特に韓国型原子力発電所が外国に進出する初めての事例として、これから中東地域を含む世界原子力発電所市場へ拡張していく橋頭堡を確保する意味があるというのが政府の説明だ。

これと関連して、イ大統領は去る21日知識経済部業務報告で「気候変化危機の中で我々が機会を求めることができる事業は原子力」として「我々は原子力建設事業に投資してきたし、すべての国が原子力時代を開いていく時点で我々にはチャンスの可能性が開かれている」と話した。

韓国は1970年代の石油波動を契機に500MW級原子力発電所2基を建設し、世界21番目の原子力発電保有国になって以来、現在原子力発電所20基を運用する世界6位の原子力発電強国になっている。

イ・ドングァン大統領府広報首席は「もし今回の受注戦で韓国が最終事業者に選ばれるならば、技術力だけでなく外交力,交渉力の総体的勝利と見ることができる」として「国際社会に韓国型原子力発電所時代を開く新しい道しるべになるだろう」と話した。

ファン・ジュンボム記者jaybee@hani.co.kr

原文: 訳J.S