本文に移動

「路上の闘士」白基玩氏が死去…社会葬として19日に告別式

登録:2021-02-16 09:16 修正:2021-02-16 12:21
1992年、デモの途中で白骨団の殴打によって死亡した明知大学生カン・ギョンデ氏1周忌追悼式=民族写真研究会提供//ハンギョレ新聞社

 生涯を反独裁民主化闘争、労働・統一運動に献身した在野の民衆運動の“大家”、白基玩(ペク・キワン)氏(統一問題研究所所長)が15日午前4時45分、永眠した。享年89歳。

 葬儀は「ノナメギの世、ペク・キワン先生社会葬」という名で行われる。ノナメギとは「あなたも働き、私も働き、そして皆が正しく豊かに生きる世の中」を意味する固有の韓国語だ。”白髪の青年”であり路上の闘士として生きたペク氏の生涯の夢であり、ペク氏の人生をそのまま込めた思想でもある。

 50あまりの市民社会団体が参加する葬儀委員会はこの日午後、安置所の設けられたソウル大学病院の葬儀場で記者会見を開き、「葬儀場の弔問とともに、民主労総の16の地域本部を中心に各地域に焼香所を設け、オンライン追悼館を開設する」と発表した。19日午前8時に出棺し、ソウル鍾路区(チョンノグ)の統一問題研究所に立ち寄り、大学路(テハンノ)通りで路祭を行った後、ソウル市庁前のソウル広場で告別式を行う。葬地は京畿道南楊州市磨石(ナミャンジュシ・マソク)の牡丹公園。故人の遺志により供花は受けない。

 遺族は妻のキム・ジョンスクさんと娘のペク・ウォンダムさん(聖公会大学中国語中国学科教授)、ミダムさん、ヒョンダムさん、息子のペク・イルさん。

カン・ジェグ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/983084.html韓国語原文入力:2021-02-16 02:30
訳C.M

関連記事