原文入力:2009-12-23午後07:22:21
権力型不正など 強力対処 要求
ファン・ジュンボム記者
李明博大統領は23日、検察の標的捜査論難と関連して「ともすれば‘政治捜査’と非難されるかと思って捜査環境がますます難しくなっているのではないか。動揺することなく徹底的に捜査してくれ」と注文した。
イ大統領はこの日、大統領府で開かれた法務部・国民権益委員会・法制処の来年度業務報告で「検察がこの間、目には見えなくてもだいぶ肯定的な変化をしてきたことが分かる」として、このように話したとキム・ウンヘ大統領府報道官が伝えた。この発言は最近ハン・ミョンスク前国務総理などに対する検察捜査が政治的意図でなされた無理な捜査というハン前総理側と野党の批判を狙ったものと見られる。しかし、キム スポークスマンは「(ハン前総理などの捜査とは)関連がない」と話した。
また、イ大統領は「権力型不正,高位公職者を含む社会の指導層の不正と犯罪に対して検察がより一層強力に対処しなければならない」と話した。イ大統領は基礎自治団体と公企業役職員らの予算横領と拘束事例に言及した後「こういう不正の温床には地域土着勢力といんちき言論が結びついている」として、権力型不正と土着不正の根絶を強調した。
イ大統領は法務部長官に「1審,2審に続き3審まで無罪が宣告された事件に対しては責任所在を明確にしなければならない」として「その人の悔しさをどのように補償することができるか。捜査検事たちは重い責任感を持って臨んでくれ」と注文した。イ大統領は「検事たちは服を脱げば弁護士を開業し、お金もさらに多く稼げるのではないか。検事服を脱ぐことが責任を負うことではない」とし「検事でいる時に悔しい思いをする人が出てこないようにちゃんとやれ」と話したと参席者らが伝えた。 ファン・ジュンボム記者jaybee@hani.co.kr
原文: 訳J.S