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[単独] ‘教科部 赤ペン入れてみたら‘ ぎこちなくなった歴史本

記事有力:2008-12-02午前08:00:15
金星教科書修正指示案 開いてみたら
これ抜いてあれ入れて…文脈ガタガタ行き違い
‘いわゆる’ ‘結局’ ‘直ちに’までも修正指示

キム・ソヨン記者

教育科学技術部が去る26日金星出版社に送った33件の修正指示の中には修正勧告の時とは異なり項目別に具体的な修正文句まで記されている。
1日<ハンギョレ>は教科部の‘金星出版社教科書修正指示案’を入手した。金星出版社の韓国近・現代史教科書著者らは教科部が10月30日出版社に送った38件の修正勧告案の中から10件に対して修正案を出したが、教科部は修正されなかった28件と修正が不十分だと感じた5件など全33件に対して修正指示を与えた。

教科部はニューライト団体である教科書フォーラムが修正を要求した「私たちの民族が自ら望む方向で新しい国家を建設するのに障害になった」(253ページ)という部分は「私たちの力で日本をはね除けることができなかったことは統一民族国家を建設するのに主導権を行使できない原因となった」に変えるように指示した。

<分断の責任に対する誤解がある>として修正を要求した「李承晩は第一次米・ソ共同委員会が中断されるや直ちに南韓だけの単独政府樹立を主張した」(261ページ)という部分に対しては、「南北分断の責任が李承晩政府樹立のためという誤解があり<直ちに>という単語を抜き、<だが北朝鮮はすでに事実上の単独政府を先にスタートさせた>を追加で入れること」を指示した。この部分に対して執筆者らは「1946年北朝鮮臨時人民委員会が成立したという内容を教科書の他の部分ですでに言及してあり出し抜けにこの部分に入れるのは文脈上全くおかしい」として修正を拒否した経緯がある。

ユン・ジョンベ全国歴史教師の会会長は「修正文言まで具体的に書いて出版社に渡し修正しろと圧力を加えておきながら、それでも職権修正ではないと主張するのはお話にならない」と語った。

教科部の無理な<添削指導式>修正強要もひんしゅくを買っている。教科部は国防部が要求した「北韓は1946年2月から’民主改革’という名の下…」(265ページ)部分で’民主改革’の前に<いわゆる>を入れるよう勧告した。これに対し、執筆者らは「’民主改革’につけられている引用符が<いわゆる>という意味なので、文章表現がぎごちなくなるだけ」と拒否した。だが教科部は修正指示案で「’民主改革’についた引用符の意味は<いわゆる>という意味でも学習者らの理解を助けるために<いわゆる‘民主改革’>への修正が必要だ」と指示した。 教科部指示のとおりにするならば、結局<いわゆるいわゆる民主改革>になり笑えない状況になったわけだ。

教科部はまた、「結局 北韓は南韓政府が南北対話を政治的に利用するという口実で会談を一方的に中断してしまった」(309ページ)という部分に対しては「‘結局’という単語によって韓国政府が南北対話を政治的に利用したので北朝鮮が一方的に中断したと学習者が誤解する素地がある」として‘結局’を削除するなり修正するように指示した。

金星出版社代表筆者のキム・ハンジォン韓国教員大教授(歴史教育)は「‘いわゆる’,‘結局’等は内容と特に関係ない単語だが、修正すれば文章がぎこちなくなるのでそのままにしようと意見を出したが、それさえも修正しろといった」として「教科部は内容よりいくつの項目を修正したのかが更に重要だったようだ」と皮肉った。キム・ソヨン記者dandy@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/schooling/325154.html

原文:  訳J.S