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チョン・グァンフン牧師に我慢できない住民たち「損賠訴訟を推進」

登録:2020-09-03 06:21 修正:2020-09-03 07:48
チョン牧師、退院後に記者会見を開き 
「大統領が謝罪しないのであれば、殉教する覚悟」 
近隣の自営業者「教会のせいでゴーストタウンに」
COVID-19の治療を受け退院したチョン・グァンフン牧師が2日午前、ソウル城北区のサラン第一教会の前で弁護団や8・15集会非常対策委員会の関係者らと共に記者会見を行っている/聯合ニュース

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染判定を受け隔離入院させられたサラン第一教会のチョン・グァンフン牧師が2日、退院直後に記者会見を開き、再び政府の防疫措置を「詐欺」だと主張し、文在寅(ムン・ジェイン)大統領に謝罪を要求するなど妄言を続けた。サラン第一教会関連の感染者が千人を超えるなど、同教会を巡る議論のために“ゴーストタウン”となったソウル城北区長位洞(ソンブクク・チャンウィドン)の住民たちは、サラン第一教会に対する損害賠償請求訴訟を準備している。

 チョン牧師はこの日午前11時、城北区のサラン第一教会前で記者会見を開き、「陰謀論」や「フェイクニュース」を混ぜ合わせ、現政権に対する批判を続けた。チョン牧師は「文在寅大統領は国民を欺く行為を続けている」とし、「今後1カ月間の期間を与える。国民に謝罪せよ。殉教する覚悟をしている」と主張した。チョン牧師はまた「今回は中国の武漢ウイルス(COVID-19)事件を通じ、全体的であることを私たちにかぶせ、詐欺を広めようとしたが、国民の皆様の賢明な判断により失敗した」と主張したりした。彼はマスクを着けなかったり顎に掛けたりする普段の姿と違い、この日はマスクを正しく着けていた。

 チョン牧師がこのような荒唐無稽な主張を続けると、地域住民は悔しさを爆発させた。長位洞の近くで不動産仲介事務所を営むA氏は「不動産のお客様もここを避け、普段は店を閉めている。家族も近くで店を営んでいるが、店を閉めてから1カ月を超え、家賃も出せない」と吐露した。サラン第一教会がある長位洞一帯は、商人だけではなく住民も事実上「杜門不出(家に閉じこもること)」をしており、ゴーストタウンを彷彿させる。住民のP氏(49)は「自宅の前の建物に防疫服を着た人たちが出入りするのを見ると、感染するのではと思い不安だ。長位伝統市場では客より商人の方が多い」と語った。別の住民のY氏(77)も「経済的に大きな損害を被っている。法的に(チョン牧師の活動を)防がなければならない」と声を高めた。

 教会の近くで営業する小商工人の約140人は、キリスト教市民団体「平和の木」と共に、サラン第一教会を相手に損害賠償請求訴訟に乗り出す予定だ。6日まで受け付け、9月下旬に進める。平和の木のシン・キジョン事務総長は「政府にCOVID-19感染の責任を転嫁するサラン第一教会により教会周辺が忌避地域と認識され、小商工人の被害が大きくなり、訴訟に乗り出すことになった」と述べた。

 住民たちはチョン牧師の保釈が取り消されるかどうかについても関心を傾けている。相変わらずサラン第一教会の信者たちがチョン牧師を中心に集まってきているからだ。これに先立ち、ソウル中央地検公共捜査2部(キム・テウン部長)は「保釈条件に違反した」とし、チョン牧師の保釈取り消しをソウル中央地裁に請求している。裁判所は保釈取り消し審問を法廷で行うのか、書面で進めるのかを含めた審問方式を近く定め、チョン牧師の再拘束について決める計画だ。

チョン・グァンジュン、カン・ジェグ、チョ・ユニョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/960489.html韓国語原文入力:2020-09-03 02:45
訳M.S

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