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釣り客に重傷を負わせた漢江沿いの爆発物、北朝鮮軍の対人地雷と判明

登録:2020-07-22 10:18 修正:2020-07-22 11:35
国科捜の精密分析の結果…警察、地雷の流入経路を調査
京畿道高陽市徳陽区幸州外洞の金浦大橋近くの漢江沿いの様子/聯合ニュース

 今月4日、京畿道高陽市徳陽区(コヤンシ・トクヤング)の金浦大橋近くの漢江(ハンガン)沿いで釣り客に重傷を負わせた爆発物は、北朝鮮軍が使用する対人地雷であることが分かった。

 高陽警察署関係者は21日、「爆発物の残骸を収集して国立科学捜査研究院に精密分析を依頼した結果、北朝鮮軍が使用する地雷と判明した」とし、「この地雷が朝鮮戦争当時に漢江沿いに埋設されたものなのか、洪水の時に漢江に流されたものなのか、もう少し捜査をしてみなければならない」と述べた。警察は高陽市にこのような内容を知らせ、当該地域の安全管理を呼びかけた。

 これに先立ち、4日午後6時49分頃、まだ市民に開放されていない幸州大橋と金浦大橋の間で種類不明の爆発物が爆発し、釣り客の70代の男性が重症を負った。この男性は近隣住民の通報を受けて出動した119救急隊によって高陽市のある病院に運ばれ、胸部の破片除去手術を受けた。

 高陽市は7日から、市民の安全のために陸軍第1軍団などと協力し、爆発事故が起きた周辺地域で地雷捜索作業を行っている。事故が発生した地域は現在、ソウル地方国土管理庁が2023年12月の完工を目標に、事業費136億ウォン(約12億円)を投じて全長2.6キロメートル、32万3900平方メートル規模の生態体験空間、生態遊戯空間、生態広場、循環型散策路、展望台などを造成している。

パク・ギョンマン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/area/capital/954591.html韓国語原文入力:2020-07-21 18:45
訳C.M