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"ソウル大 総学生会選管委, 投票箱こっそりと開けて見る"

https://www.hani.co.kr/arti/society/schooling/390024.html

原文入力:2009-11-26午後09:32:08
疑惑提起候補側 "あらかじめ封切った痕跡発見"
盗聴音声ファイル 証拠提示…総学, 開票延期

イ・ギョンミ記者

ソウル大総学生会選挙過程で‘選挙管理委員会が事前に投票箱をこっそりと開けて見た’という疑惑が提起され、開票が無期限延期された。しかも疑惑を提起した候補側は選管委室を盗聴した後、その音声ファイルを証拠として提示したと伝えられ波紋が広がっている。

イム・某総学生会長候補側学生らは26日、この日選挙開票日を迎え、学校のオンライン掲示板に「投票箱の一部が既に開封された痕跡が発見された」として公開的に疑惑を提起した。これらはその根拠として選管委員らが投票箱をあらかじめ開けてみたと疑うに足る録音ファイル(2泊3日分量)をある学内言論に渡したと伝えられた。

学内言論はこの日、音声ファイルの主要内容は学内掲示板に公開した。この資料には選挙管理委員長と推定される人物が "38対25対,22対…" としながら票を数えるような話をする内容が含まれていた。この人物はまた "完敗だ,完敗"とも話した。

この事実が学内に知らされ学校掲示板は "選管委は辞退しろ" ,"盗聴までしたとは恥ずかしい" 等、両者を非難する文が殺到した。自身を新入生だと紹介したある学生は、掲示板に"大学に来て初めて経験する選挙だが驚くべきことで残念だ" として "政界と変わらない" と話した。ペンネームを隠したある学生は"盗聴は明白な犯罪行為" として "該当候補に対する厳格な調査と真相究明が必要だ" と主張した。

論難が拡大するや総学生会は緊急運営委員会を招集し "開票を延期し再投票などを検討する" と明らかにした。提起された疑惑に対しては "最大限はやく立場を整理する" と話した。

去る17~25日に行われた今回の総学生会長選挙は計5人の候補者が出馬したが、学生たちの無関心で投票率が非常に低く、一度選挙期間を延長するなどの迂余曲折を経た。

選挙過程を近くで見守ったキム・某(22)氏は「今年の選挙は唯一人気がなく誰にも結果を予測できない暗中摸索のような状況だった」として「選管委の運営方式に対して候補者側から不満が提起され選挙過程自体も不安気に進められたが結局、こういう悲劇が起きた」と話した。

一方、パク・某選管委員長(現 総学生会長)は「誰でも選挙に関する予測はする。そのような脈絡でした話」と弁明したと伝えられた。

イ・ギョンミ記者kmlee@hani.co.kr

原文: 訳J.S