原文入力:2009-11-24午前07:45:37
[世宗市 論難 よく見ると]
人文大学長“世宗市成功のために行くというのは本末顛倒”
自然大学長“まだ設立・移転 考えていない”
イ・ギョンミ記者
ソウル大が一部単科大関係者たちを呼び集め‘世宗市第2キャンパス’問題を論議した事実が知らされ、ソウル大の中からも手続きと論議の内容が不適切だという批判が出てきている。
ピョン・チャング人文大学長(英語英文学科)は23日<ハンギョレ>との電話通話で「先週、大学本部側から第2キャンパスと関連する単科大が集まり、対策会議を開こうと言う話があったが、人文大は事前に検討したことがなく会議に参加しなかった」と明らかにした。続けてピョン学長は「第2キャンパス設立は全体大学教育次元で議論されるべきであり、世宗市成功のためにソウル大が行くというのは本末転倒」と話した。
イ・ジョンソプ自然大学長(生命科学部)も「実務陣が会議に参加したが、特別な意見を提示しなかったものと了解している」として「自然大としてはまだ第2キャンパス設立や移転は考えていない」と話した。
先立ってソウル大本部は去る20日、工大,経営大,医大,自然大,人文大で構成される‘世宗市第2キャンパス対策チーム’を設け、初会合を開いた。この会議に参加したある人士は「この日は初めての集いなので世宗市に行くならばどんな方式が可能なのか検討してみる席であった」と明らかにした。
ソウル大が公式手続きでなく一部単科大を優先的に集め対策チームを設ける方式が適切でないとの指摘も出た。ソウル大チェ・カプス教授(西洋史学と)は「ソウル大長期発展計画案にも世宗市キャンパス問題はないのに、チョン・ウンチャン前総長が国務総理になった後、いきなり論議が進行されるのは正しくない」と話した。
一方、ソウル大本部は単科大の集いを開催した事実が知らされた後、第2キャンパス論議が‘ソウル大法人化’問題と政治的に絡むのではないかと心配する姿を見せた。ソウル大本部はこの間、大学の法人化を最優先課題として推進してきた。チュ・ジョンナム ソウル大企画処長はこの日記者らに「一部で‘ソウル大が法人化のために世宗市第2キャンパスについて政府と交渉を行っている’という話が出ているが決してそんなことはない」と説明した。
イ・ギョンミ記者kmlee@hani.co.kr
原文: 訳J.S