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拘束 覚悟して‘公営放送掌握’に対し戦うのみ

原文入力:2009-11-23午前08:39:14
[カン・ドングKBS労組委員長インタビュー]
キム・インギュ社長選任はMB政権創出寄与の代価
理事会は‘大統領府の挙手機(イエスマン)’謝罪し社長再公募すべき

イ・ムニョン記者

←カン・ドング韓国放送労組委員長.

19日社長最終候補選出理事会で与党理事らが見せた‘キム・インギュ韓国デジタルメディア産業協会長への票集中(6票)投票(イ・ビョンスン1票)’を巡りカン・ドング<韓国放送>(KBS)労組委員長(写真)は「大統領府の指示なしには不可能な結果」と断言した。カン委員長は22日<ハンギョレ>と行ったインタビューで「キム会長の社長選出はMB政権創出に功績を立てた代価として得たことを国民皆が知っている」として、キム会長の就任を阻むために「解雇と拘束を覚悟して戦う」と明らかにした。

-キム会長の社長就任に反対する理由は?

 "大統領特別補佐官出身ではないイ・ビョンスン社長も、就任後絶え間ない政治論難に包まれた。キム会長が社長になれば、政策を出す度に誤解を呼びKBSの公正性と信頼度に大きな打撃を与えることが明らかだ。"

-現社長の代わりに政治的負担の大きい‘大統領選挙参謀’出身が選択された理由を何と見るか?

"公営放送を一層確実に掌握するという意味ではないか。事実、キム会長が選出されるとは想像もできなかった。彼は昨年‘政権の負担になりたくない’として自ら公募をあきらめたし、ハンナラ党では‘殺身成仁’として奉った。だが、今回の結果を見ればキム・インギュ社長指名はかなり以前から計画されたものと判断するほかはない。"

-与党理事らが集中票を投じた。その背景をどう解釈するか?

"大統領府の指示なしには不可能なことだ。理事会はうわべだけの社長推薦委員会を経て‘大統領府の挙手機’の役割をした。理事会は国民に謝罪し社長再公募を実施しなければならない。"

-闘争計画は?

"23日‘公営放送死守のための非常対策委員会’を開き、全面ストライキ実施可否と賛否投票日程を決める。24日から30日までストライキ賛否投票を行った後、来月1日に組合員総会開催と同時に全面ストライキに突入する案を準備中だ。まずキム会長の初出勤日の24日から出勤阻止闘争を始め、KBSに一歩も入れないようにするだろう。"

-政権退陣運動を行うと明らかにしたが

"キム会長の社長任期である3年間に公営放送の歴史は30年後退する。政権がこれを指揮した。解雇と拘束を覚悟して戦うほかはない。"

-社内にキム会長支持勢力が少なくないと伝えられているが

"社内意見が分かれているのは事実だが、大統領選挙参謀出身を何の抵抗なしで受け入れるならばKBSは国民から途方もない批判を受けるだろう。社内構成員も組合方針に共感するだろうと思う。"

-イ・ビョンスン社長に積極的に対応しなかった労組が‘キム・インギュ反対闘争’を力強く行うことができるかという見解もある。

"どんな組合でも100%満足する人がいるだろうか。考えが違う側ではそのように判断することもできるだろうが、わが方では熱心に行ってきたと見る。‘キム・インギュ反対’は正しい正しくない以前に常識の問題だ。絶対に容認できない。"

イ・ムニョン記者moon0@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/media/389207.html 訳J.S