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検察捜査官ら 億台 タダ酒に性接待 疑惑

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/388198.html

原文入力:2009-11-17午後08:35:12
事業家と60余回…酒代返さず事業主が陳情書
最高検察庁 “追加不正 確認後 懲戒…職務関連性ないもよう”

キム・ナムイル記者

検察捜査官らがソウル 江南の高級ルームサロンで数十回にわたり1億ウォン分を越える無料酒接待を受けた事実が明らかになった。これを検察に知らせた業者側の陳情書には、これらが性接待まで受け、また別の検察職員らも何回もタダ酒を飲んだと記されており、少なくない波紋が予想される。

大検察庁監察府(部長 ハン・スンチョル)は17日ソウル中央地検所属ソ・某捜査官(6級)とソウル高等検察庁所属カン・某捜査官(7級)とが、事業家パク・某氏から計60余回にわたり1億4千万ウォン分余りの供応を受けていた事実を確認したと明らかにした。最高検察庁関係者は「業者側から陳情が入ってきて事実関係を確認したが、大部分が事実であることが明らかになった」とし「追加不正事実の有無を確認し次第懲戒委員会に渡す」と話した。

これらの不正事実は検察捜査官らを接待したパク氏が組織暴力団を連れてきて乱暴を働くなど数億ウォンに達する酒代のツケを払わないために業者側から去る3月検察に陳情書を出して明らかになった。この陳情書で業者側は2007年7月から2人の捜査官がパク氏について自分たちの店に出入りし始め、他の店では何回も性接待を受けたりもしていたと主張した。また、これらのほか別の検察職員らもパク氏についてきて何度もタダ酒を飲んだと主張した。

これに対し検察は「現在まで事件との職務関連性は見られず、刑事処罰まで問うことは難しいものと見られる」とし「性接待については検察捜査官らが否認しており、これを確認するのは容易でない」と話した。接待を受けた検察職員が他にもいるかなども「確認されていない」と検察は明らかにした。

ソウル中央地検刑事8部は最近、警察が送検したパク氏の詐欺および恐喝疑惑捜査で「一部酒代を払うなどしており、初めから酒代を支払う意思がなかったと見るには不十分だ」とし不起訴(無嫌疑)処分した。

一方、去る16日ソウル中央地検特捜3部(部長 ヤン・ブナム)は拘束された被疑者を釈放するとして1億1千万ウォンを受け取った疑惑(弁護士法違反)でソウル北部地検所属検察捜査官チェ・某(48・6級)氏を拘束した。

キム・ナムイル記者namfic@hani.co.kr

原文: 訳J.S