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国防部・合同参謀本部は西海交戦を "大青海戦 命名" 明らかに

https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/387966.html

原文入力:2009-11-17午前01:27:09
"海軍勝利評価しようという意"
NLL根本解決 いいかげん 批判

クォン・ヒョクチョル記者

軍当局が去る10日西海,大青島付近の北方境界線(NLL)で発生した南北海軍の武力衝突を‘大青海戦’と呼ぶことにし論難がおきている。

ウォン・テジェ国防部スポークスマンは16日ブリーフィングで「合同参謀本部で(去る10日の西海交戦を)大青海戦と呼ぶことにした」とし「1999年と2002年に起きた1・2次延坪海戦という表記を準用する一方、海軍の士気を高め海軍の勝利を評価する意味でそのように呼ぶことにした」と明らかにした。合同参謀本部はこの日午前、国会国防委全体会議で懸案報告を通じて‘大青海戦’という用語を初めて公式に使った。

だが、去る10日の武力衝突の性格を‘海戦’(Naval Warfare)と見られるかは軍内部でも論議がある。軍では一定規模以上の部隊が戦略的国家目標を持って一定期間行った戦闘を海戦と呼ぶ。99年6月の1次延坪海戦は6月6日から15日まで10日間にわたり南北海軍艦艇らが延坪島一帯で行った対立と交戦過程を通称する表現だ。当時、北韓海軍魚雷艇1隻が沈没し北韓警備艇5隻が大破するなど休戦以後に南北正規軍が行った初めての正規戦だった。このために交戦期間,規模,戦果などを反映し‘延坪海戦’と命名された。

だが軍内部では去る10日に南側高速艇四隻が北韓警備艇一隻と2分程度行った戦闘は、規模,期間などを考慮する時‘交戦’と表記するのが妥当だという指摘が多い。‘交戦’(Engagement)は相対的に小規模の部隊が短期間に行う戦闘行為を意味する。

また、わが国が勝利した戦闘であるので‘海戦’だという発想は、北方境界線問題の根本的解決は差し置き軍事的勝敗の問題へ推し進めているという批判を受けかねない内容だ。 クォン・ヒョクチョル記者nura@hani.co.kr

原文: 訳J.S