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4大河川 堰14ヶ所に‘開閉式水門’

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/387781.html

原文入力:2009-11-15午後08:33:30
“大運河前哨段階” 指摘…上~下流つなぐ生態河川も

キム・ソンファン記者

政府の4大河川事業計画により建設される堰(洑)の内14ヶ所が‘稼動堰’(水門が動く堰)として作られる。

国土海洋部4大河川再生推進本部は15日「4大河川事業16ヶ堰の内、洛東江の咸安堰・亀尾堰を除く14ヶ所に堆積物を効果的に排出するための水門を設置し稼動堰として作り、堰設置により詰まる水路に魚が通れるよう川の上・下流をつなぐ小規模の生態河川を作る計画」と明らかにした。

これは先月、4大河川事業のターンキー(施工・設計一括)入札で選ばれた11ヶ建設会社の設計に従ったもので、来る2011年の完工を目標に進行される。国土部は「咸安堰と亀尾堰は稼動堰にして河川を作るのに適さない地形だとして除外し、こちらにはゆるやかな傾斜の人工魚道を作る計画」と説明した。

4大河川事業で作る稼動堰は水門を持ち上げる昇降式と水門が回る回転式,水門を横に寝かせる前倒式など3種の形態で製作される。14ヶ所の堰の内、漢江驪州堰だけが洪水の時に堰全体の水門を開放できる‘全面稼働堰’であり、残りは一部水門だけが開かれる方式だ。生態河川は常時上流の水を流す役割を果たし、ゆるやかな傾き(高さ対底辺が1対100~1対300)で建設される予定だ。

去る10日に着工された4大河川事業の堰は洛東江8ヶ,漢江と錦江各々3ヶ、栄山江2ヶなどと計画されている。洛東江に設置される堰の内、7ヶは高さが10mを越える大型堰だ。このために野党と市民団体らはこの間「ダム水準の堰建設と閘門に転換できる水門開閉型稼動堰を建設する4大河川事業は大運河事業へ行く前哨段階」と疑ってきた。

キム・ソンファン記者hwany@hani.co.kr

原文: 訳J.S