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‘世宗市 原案白紙化’法改定 公式化

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/387587.html

原文入力:2009-11-13午後07:29:49
クォン・テシン総理室長“民官合同委で論議必要”
親イ系“親パク反対で通過難しい”懐疑論

シン・スングン記者

政府は13日世宗市の性格を行政中心都市から企業都市に変えるために現行行政中心複合都市建設特別法(世宗市法)改定を推進すると公式に明らかにした。政府方針通りに特別法が変われば‘9部2処2庁’の政府部署移転を核心とする既存世宗市原案は事実上白紙化される。

クォン・テシン国務総理室長はこの日、世宗路中央庁舎で開かれた‘世宗市政府支援協議会’で「首都分割にともなう副作用を防止するためにも、また行政中心から企業中心へ都市概念を変えるためにも法改正は避けられない」とし「16日から稼動する民官合同委員会で法改正案も一緒に論議する必要がある」と話した。クォン室長は「現行法は行政府15部の約70%にあたる9部を移す事実上の首都分割」として「これにともなう副作用が伴うので法を改定する必要性がある」と説明した。彼はまた「世宗市の自立自足機能を強化し、該当地域の働き口と自足的な経済活動を可能にする制度的誘引装置を法規内に用意するため(にも)現行法改正が必要だ」と主張した。

クォン室長のこういう発言は与野党が去る2005年に合意した行政中心複合都市建設法により9部2処2庁を世宗市に移転しなければならないという忠清圏と野党,ハンナラ党親パク・クネ陣営の反対にもかかわらず、原案修正に出るという意思を公式化したものと分析される。

だが法律改定は行政府ではなく立法府の所管だ。政府の思い通り国会で法律改定がなされるかについては、ハンナラ党親イ・ミョンバク系統でも懐疑論が多い。

党世宗市特別委員会委員長のチョン・ウイファ議員でさえ「現在の状況ならば親パク議員らが反対をしていて(世宗市修正に対する)票対決は不可能だろう」と話した。首都圏に選挙区を置くナム・ギョンピル議員も「メディア法より更に大きな葛藤を誘発しかねない法案で、国会で通過させることができる法ではない」と話した。親イ直系のある議員は「最近、親パク陣営議員らが‘改定案を出しパク・クネ前代表を試験台に立たせるようなことはするな’と圧迫している」とし「法改定が失敗に終わればイ・ミョンバク政府は世宗市の自足機能を強化する事業だけを進行し、行政部署移転は次の政府に持ち越す方案を選択しなければならない可能性もある」と話した。

しかしチョ・ヘジン ハンナラ党スポークスマンは「忠清道民が法改定を受け入れる場合、パク・クネ前代表はもちろん野党でさえ正面切って反対はできないだろう」と話した。

シン・スングン記者skshin@hani.co.kr

原文: 訳J.S