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ハンナラ最高委員ら, チョン総理 叱責

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/387110.html

原文入力:2009-11-11午後07:00:42
"チョン総理 世宗市発言で選挙惨敗"  "言動節制を"

ソン・ヨンチョル記者

"世宗市問題を提案するに際し党とあらかじめ相談できなかった点に対し申し訳ありませんでした。" 11日ソウル,三清洞の国務総理公館で開かれた高位党政会議でチョン・ウンチャン国務総理がした挨拶だ。この日の党政会議は総理就任後、初めての公式会議だった。

だがハンナラ党最高委員らは腹を括ったようにチョン総理に対する火ぶたを切った。ソン・グァンホ最高委員は「ハンナラ党が1,2人の所信や政治哲学のために一気に陥没するわけにはいかない」として「総理が世宗市問題を挙論した後、先行していた忠北,曽坪・鎮川・槐山・陰城のハンナラ党候補支持率が急落し話にもならない選挙惨敗の結果をもたらした」と声を高めた。彼は「(総理などは) 1年半ないし2年経てば職を辞めるが、政治家はハンナラ党所属で継続して政治をしなければならない。国務委員らがした話が政治的にどれほど党の負担になるかを考えてくれ」と叱責した。

アン・サンス院内代表も「世宗市問題は国家重大事だから互いに所信により違う立場を持つことがありうるが、自身の主張は節制された言動と礼儀を守り尊重する姿勢で臨まなければならない」とチョン総理の言動を指弾した。チョン・モンジュン代表は「政治において反対は累積するが賛成は累積しない。話だけでは天下を治めることはできない」と話した。ある当局者は「今この時点ではひとまず党から生かさなければならないが、どうするのか」と会議の雰囲気を伝えた。

しかし党政はこの日の会議で「世宗市代案を来年1月よりはやく年内に発表しよう」ということに共感した。またクォン・テシン国務総理室長は「土地原価供給,規制緩和,税金減免など世宗市移転企業に対する支援をしようとすれば法改正が避けられない」と明らかにした。

ソン・ヨンチョル記者sychee@hani.co.kr

原文: 訳J.S