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‘4大河川 工事中止’法的闘争 推進

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/386822.html

原文入力:2009-11-09午後11:50:03
民主党, 仮処分申請・行政訴訟 検討
定期国会 予算削減 闘争 野党圏共助

ソン・ホジン記者

政府が10日4大河川事業の開始したことに対し‘4大河川白紙化’を要求してきた野党は‘独裁’‘土木詐欺’と反発し‘工事中断’のための法的対応を検討するなど本格的な反対活動に入った。また民主党は政府の来年4大河川予算6兆7千億ウォン(3年間総額22兆2千億ウォン)中、河川整備事業に必要な1兆ウォンを除いた残りの金額は全て削って教育・福祉予算に回さなければならないという方針を定め定期国会で与党と激突することが予想される。

チョン・セギュン民主党代表は9日党最高委員会で「イ政権の独裁形態が4大河川事業などに現れることに対し怒りを感じる」として「独裁とすれば(イ・ミョンバク政府は)驚いた顔で、何が独裁かと言うが、このように一方運営することが独裁でなければ何が独裁なのか」と強い調子で批判した。

チョン代表は「4大河川事業の予備妥当性調査と文化財関連調査などもきちんとせず634km区間に及ぶ4大河川事業に対する環境影響評価をスイカの表面をなめるようにして僅か4ヶ月で終わらせたというのに、誰が納得するだろうか」として「政府が出した予算案に対する審議を国会で着手もしなかったが、その予算が政府案どおり通過することを仮定して4大河川土木作業を始めることを容認できない」と話した。

民主党は‘大運河偽装事業’という疑惑を買う4大河川事業を阻むために工事中止仮処分申請と行政訴訟を提起する方案も積極的に検討している。パク・ジュソン最高委員はこの日の最高委員会議で「4大河川事業は国家財政法,河川法,環境政策基本法,水資源公社法など4ヶの法に違反する事業」として「党内の4大河川事業対策委員会を中心に一日も早く資料を収集し工事禁止仮処分申請と行政訴訟を裁判所に提出しなければならない」と話した。

また民主党は4大河川予算の大幅削減のために徹底した‘予算審議闘争’も予告した。党院内代表団関係者は「政府の来年4大河川予算の内、洪水被害防止や水質改善に必要な1兆ウォンを除き残りはあげないというのが民主党の立場」として「これまで予算案を通過させる時に小競合いはしなかったが今度は違うだろう」と明らかにした。

ウ・ウィヨン民主労働党スポークスマンもこの日論評して「環境影響評価も拙速に行うなど4大河川事業は檀君以来最悪の土建事業であり最大の詐欺に違いない」として「工事をゴリ押しし4大河川事業を既定事実化すればすべての論議を静めることができるというイ・ミョンバク政府の傲慢と独善が危険水位に達した」と指摘した。

ノ・フェチャン進歩新党代表もこの日党代表団会議で「原点から再検討しなければならない4大河川事業が再検討もなしに始まっている」として「進歩新党は4大河川事業予算を全面削減するために努力する」と話した。 ソン・ホジン記者dmzsong@hani.co.kr

原文: 訳J.S