原文入力:2009-11-08午後10:55:17
韓国・民主労総 相次ぎ大規模集会
専任者賃金禁止など労働政策批判
チョン・ミニョン記者,クォン・オソン記者,パク・ジョンシク記者
←チョン・テイル烈士の母親イ・ソソン氏,ノ・フェチャン進歩新党代表,カン・キガプ民主労働党代表(最前列右側から)と民主労総組合員らが8日午後、ソウル,汝矣島の文化の広場で開かれた‘チョン・テイル烈士精神継承2009全国労働者大会’で政府の労働政策を批判するスローガンを叫んでいる。 パク・ジョンシク記者anaki@hani.co.kr
政府と労働界が複数労組許容,労組専従者賃金支給禁止などの懸案を巡り対立している中で、全国民主労働組合総連盟(民主労総)と韓国労働組合総連盟(韓国労総)が大規模集会を相次ぎ開催し政府の労働政策を批判した。
民主労総は8日午後、ソウル,汝矣島で組合員5万人余り(警察推計1万6000人)が参加した中で‘チョン・テイル烈士精神継承2009全国労働者大会’を開いた。民主労総はこの日の集会で△複数労組窓口単一化および専任者賃金支給禁止など労働組合抹殺政策粉砕△非正規職法および最低賃金法改悪阻止△社会公共性強化(民営化および公共性抹殺政策粉砕,4大河川・医療民営化・言論悪法阻止)等を3大核心議題に掲げ政府と強力に対抗すると明らかにした。
イム・ソンギュ民主労総委員長は「政府が推進している労働政策は労使関係先進化でなく労組抹殺策」として「反労働的な政策を撤回させるためゼネストも辞さない」と話した。
一日前の7日には韓国労総がソウル,汝矣島の文化の広場で組合員15万人(警察推計6万人)が集まった中で、全国労働者大会を開いた。韓国労総は複数労組交渉窓口単一化撤回,専任者賃金支給自律決定などを要求し街頭行進を行った。韓国労総が街頭行進をしたのは2006年‘平和集会宣言’以来3年ぶりだ。
チャン・ソクチュン韓国労総委員長は「政府は憲法に保障された労働3権を否定しながら労組を事実上無力化させようとしている」として「合理的に労働運動をしてきた韓国労総もこのような弾圧には積極的に対応するほかはない」と明らかにした。
チョン・ミニョン,クォン・オソン記者minyoung@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/386551.html 訳J.S