記事入力:2008-12-01午前12:23:03
事務総長 “高校等級制・本試験 自律化しても混乱せず”
ユ・ソンヒ記者
4年制大学の集りである韓国大学教育協議会(大教協)の核心要人が‘3不政策(高校等級制・本試験・寄付金入学制)廃止’を公に表わし波紋が予想される。特に彼の発言は去る21日、韓国私立大学総長協議会が「3不政策の段階的廃止検討」を明らかにしたことに続くもので大教協が3不廃止のための本格的な手続きに入ったのではないかとの分析が出ている。
大教協のパク・ジョンニョル事務総長は30日、2010学年度大学入試選考主要事項を発表する中で個人意見であることを前提に「寄付金入学制導入は段階的に検討しなければならないが、高校等級制と本試験問題は大学自律に任せても社会が混乱することはないという合意がなされている」と明らかにした。大学の高校等級制と本試験実施を事実上制裁しないという意向を明らかにしたものと分析される。
パク事務総長は、特に高校等級制と関連して「ソウルで2010学年度から高校選択制が施行されるが、この制度で進学した子供たちが大学入試を受ける2012年頃には自然に‘高校等級制禁止’方針が崩れるのではないか」と語った。大教協は‘3不廃止’と関連して、協議会傘下大学入試選考実務委員会内にタスクフォースチームを設け来年1月15日に開かれる大教協総会で研究結果を発表するという計画を組んでいる。
パク事務総長はまた、最近高麗大・慶煕大など一部大学が本試験型論述を出題したという論議と関連した質問に「国英数中心の本試験型問題は出題しないことで大学が合意したが、論述ガイドラインが廃止され大教協次元ではこれを問題視することはできない」として事実上制止する方法も意志もないことを明らかにした。
同時にパク事務総長は、入学選考遵守義務に違反した大学に対して大教協の制裁権限を強化する法案が国会に提出されたことに対しても「規制を廃止することこそが自由化であるのに、度々法を作ってはいけない」として反対する立場を明示した。
パク事務総長の3不廃止発言に対し一線高校教師たちは大教協が一部私立大らの意に振り回され事実上3不廃止手順に入ったと批判した。ハン・スンス ソウル,イノン高教師は「大学が社会的責任を放棄したまま‘勉強できる学生’を選び楽して教育しようとする利己主義に陥っている」として「これは政府が大学入試権限を大教協に渡した時点で既に予想された結果で、3不が廃止されれば高校教育がより一層跛行することは火を見るより明らか」と語った。
ユ・ソンヒ記者 duck@hani.co.kr