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‘先抗日 後親日’20人 有功者資格 論難起きる模様

原文入力:2009-11-08午後07:01:29

キム・ミンギョン記者

<親日人名辞典>には抗日独立運動経歴が認められ独立有功褒賞を受けた金性洙前副大統領など20人の名前も上がっており論難を産んでいる。これらは大部分が1920年代まで独立運動を行い30年代後半から日本の戦争に協力し持続的な親日行為をしたと辞典は明らかにしている。政府は49年以後、今年7月1日までに計1万1574人に建国勲章(大韓民国章,大統領章,独立章,愛国章,愛族章など5等級),建国褒章,大統領表彰などの独立運動褒賞をした。

1982年建国褒章を受けたユン・チヨン初代内務部長官は40年に雑誌<青年>に‘皇軍の武運長久を祝う’という文を掲載した。彼はこの文で「皇国臣民となった私たちは心身をつくし寵厚に責任と義務を果たさなければならない」とし、日帝の侵略戦争を称賛した。彼は朝鮮総督府中枢院参議を務めた尹致旿の弟だ。建国勲章の中で大統領章を受けた金性洙前副大統領(<東亜日報>設立者)と,独立章を授与された張志淵<皇城新聞>主筆なども名前が上がった。

これら‘親日行為独立有功褒賞者’20人の中では宗教家が最も多い。解放後、東国大理事長と曹渓宗総務院長を務めた李鍾郁(独立章)は大韓民国臨時政府に参加しもしたが、43年5月13日付<毎日新報>等に日帝を称賛する文を書いた。自身が主持であった月精寺の僧侶4人を40年に志願兵として戦争に送りだすこともした。

大興寺主持だった朴英熙(愛族章),梵魚寺主持だった車相明(″),海恩寺主持だった許永鎬(″)も同様な行跡を見せた。3・1運動に参加した崔志化(平壌ヨンファ洞教会牧師・″)は41年に日帝の戦争を支援するために組織された‘国民総力朝鮮キリスト教長老会総会連盟’理事長を務めた。

抗日運動を行ったが親日に転向した後、転向者の集いなどに参加した人々もいる。朴聲行(愛国章)は19年黄海海州で万歳示威を主導した疑惑で懲役6月の刑を受け服役したが、42年からは思想犯が出獄後に再び抗日運動に出られないように転向させる‘嘱託保護司’として活動した。李東洛(愛国章),李恒發(″)も思想者転向団体の‘大東民友会’に各々理事,検事長として参加した。

パク・ハンヨン民族問題研究所研究室長は「これらは主に宗教家や知識人など尊敬を受ける指導者として抗日運動をして、後から日帝の‘宣伝道具’として活用された」とし「たとえ独立運動に従事したとは言え、持続的な親日行跡を見せこれらの責任を問わざるをえない」と明らかにした。

これに対し国家報勲処関係者は「まだ正確な内容を確認できていない」として「親日人名辞典を検討した後に公式立場を明らかにする」と話した。キム・ミンギョン記者

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/386531.html 訳J.S