本文に移動

与党内 指導部交替論…‘内紛アクセル’踏むか

原文入力:2009-10-29午後08:51:04
[10・28補欠選以後]ハンナラ少壮派‘党政刷新’要求
指導部“惨敗,政府のせい”…4大河川など反省要求せず
‘民本21’議員らは世宗市など政府ゴリ押し 糾弾

シン・スングン記者,キム・ポンギュ記者

←チョン・モンジュン ハンナラ党代表が29日午前、国会で開かれた最高委員会議で最高委員らと話を交わしている。キム・ポンギュ記者bong9@hani.co.kr

10・28補欠選で‘惨めな成績表’を受け取ったハンナラ党指導部は29日ひとまず低姿勢になった。この日午前、最高委員会議に参加したチョン・モンジュン代表は「党に私がまだ根をおろせなかったという冷静な評価を受け入れる」として頭を下げた。アン・サンス院内代表も「最善を尽くしたが期待に応えることができなかったことは認める」と反省した。

しかし、指導部は補欠選惨敗の原因を主に‘政府のやりすぎ’のせいにしながらも、実際に政府を牽制する解決法は提示できなかった。ホ・テヨル最高委員は「上手く行くからと言って傲慢になってはならない」としキム・ジェドン,ソン・ソクヒ氏の放送中途下車問題が与党に対する牽制論を刺激したと診断した。アン・サンス院内代表・ソン・グァンホ最高委員らはチョン・ウンチャン総理の世宗市計画修正論,イム・テヒ労働部長官の複数労組許容および労組専任者賃金支給禁止強行論が選挙戦に悪材料として作用したとし政府を恨んだ。だが、これらの中で誰も政府側に世宗市計画変更議論の中断、4大河川事業の再検討や反省を要求することはなかった。

指導部去就や党刷新に対しても沈黙した。チョ・ヘジン スポークスマンは「今日最高委員会議で指導部責任論を主張した人は誰もいなかった」と話した。

しかしハンナラ党首都圏・若手議員の間では「首都圏と忠清圏の民心離反をこのまま放置してはいけない」として、指導部交替と党刷新を要求し世宗市修正論中断など、イ・ミョンバク政府が吐き出した最近の政策に対する再調整を要求する声が溢れでており、内紛が加速化される可能性も排除することはできない。

直ちに改革志向の初当選議員の集いである<民本21>所属のクォン・ヨンジン,クォン・テクキ,チョン・テクンなど13人の議員は「補欠選民心は責任ある国政運営と中断なき党刷新要求」として民心に応じる党刷新プログラムと政治日程を提示しろと要求した。これらはまた具体的代案なしに改憲,行政区域改編,世宗市修正,4大河川など大型イシューを吐き出し混乱を自ら招いた政府の無能と無責任も糾弾した。

この日の議員総会でもユン・ソクヨン,クォン・ヨンジン議員など首都圏議員らは「今回の選挙は事実上完敗したもので、来年の地方選挙が憂慮される水準」としつつ反省と変化を促した。チョン・ジンソク議員は「政府の世宗市修正論は急造された印象」として「原案修正や代案推進が大変なだけに党ではやく結論を下してくれ」として修正ドライブ放棄を促した。

しかしパク・クネ前代表をはじめとする親パク系統議員らが相変らず2月早期全党大会に懐疑的反応を示している上に、首都圏議員らの一角で「世宗市修正は避けられない」という意見もあり、党刷新や政府の独走を牽制することが出来るかは疑問だ。院内代表団所属のある議員は「結局、党と政府の体質,大統領の考えを親庶民的に変えるためには党指導部や大統領府と全面戦争を行うべきだがまだ負担が大きい」と話した。

シン・スングン記者skshin@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/384779.html 訳J.S