原文入力:2009-10-29午後08:27:33
選挙時 財産故意脱落
最高裁, 罰金150万ウォン 確定
パク・ヒョンチョル記者,ユ・ソンヒ記者
←コン・ジョンテク(75)ソウル市教育長
大法院1部(主審 イ・ホンフン最高裁判事)は29日、昨年ソウル市教育長選挙過程で夫人の借名口座に管理された4億ウォン余りを財産申告時に故意に漏らした疑惑(公職選挙法違反など)で起訴されたコン・ジョンテク(75)ソウル市教育長に罰金150万ウォンを宣告した原審を確定した。罰金100万ウォン以上の刑が確定されれば当選を無効にするように定めた公職選挙法によりコン教育長はこの日教育長職を失った。
またコン教育長は教育長選挙後に選挙管理委員会から補填された選挙費用28億5000万ウォン余りも全額返還しなければならない立場に置かれた。
1・2審裁判所は「昨年の教育長選挙に前後して、この口座の資金数千万ウォンが現金で入出金されるなどコン教育長が関与して形成されたお金であり、選挙法上の財産公開の対象」と明らかにした。反面、弟子に1億900万ウォン余りを無利子で借りた疑惑(政治資金法違反)に対しては「当時選管委の担当責任解釈を受けるなど罪にならないことを信じるに足る事情があった」とし無罪を宣告した原審を維持した。
コン教育長は判決直後、ソウル市教育庁大講堂で退任式を開き「やむをえない理由により任期をまっとうできず申し訳なく、ソウルの教育に累を及ぼした点を心より謝る」と話した。
今回の判決でソウル市教育長職は空席となったが、残る任期が来年6月までの1年未満なので再選挙は行われない。次の市・道教育長選挙まではキム・ギョンフェ副教育長が職務を代行することになる。
パク・ヒョンチョル,ユ・ソンヒ記者fkcool@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/384757.html 訳J.S