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“行政都市, 党存立に関わる問題…約束守ってこそ”

原文入力:2009-10-23午後07:04:57
パク・クネ前代表‘世宗市’意見 直接 明らかにする
“必要ならば原案にプラスアルファ”縮小論 反対
政府 計画どおり強行すれば与党内部 論難拡大の公算

ソン・ヨンチョル記者

←パク・クネ前ハンナラ党代表

パク・クネ前ハンナラ党代表は23日、行政中心複合都市(世宗市)論難と関連し「政治は信頼なのに信頼がなければ何の意味があるだろうか」とし「この問題は党の存立に関わる問題」と話した。

パク前代表はこの日午前、国会保健福祉家族委員会国政監査に先立ち世宗市問題に対する意見を聞く記者らの質問に「数えきれない程討議したし、選挙の度に数えきれない程に多くの約束をした懸案」としてこのように話した。

パク前代表は特に「原案に必要ならばプラスアルファをつけなければならない」として、世宗市を原案より縮小または白紙化しようとする大統領府と政府の動きに強力な反対意見を明らかにした。チョン・ウンチャン総理の世宗市計画変更発言に触発された世宗市論難以後、パク前代表がこの問題に対する意見を公開的に直接明らかにしたのは初めてだ。

続けてパク前代表は「このように大きな約束が守られないならば、これからハンナラ党が国民に何の約束をできるだろうか。果たして国民が(ハンナラ党を)信じるだろうか」と反問した。

彼女は‘移転対象政府部署を減らす修正案も議論される’という質問に「(そのような問題を)選挙の時に知らずにいたわけではない」として「与野党の政治家たちが先を争って約束を守ると言った」と指摘した。

パク前代表のこの日の発言はイ・ミョンバク大統領が去る17日、京畿道果川の中央公務員教育院で開かれた長次官ワークショップで「国家百年の大計のための政策にはいい加減な妥協があってはならない」として世宗市の縮小または白紙化の意向を表わしたことに対し、明確な反対意見を示したものと解釈される。

これに伴いイ大統領など与党核心部が推進してきた世宗市修正計画は相当な支障が予想される。またイ大統領がパク前代表の反対をいとわずに予定通り世宗市計画変更をゴリ押しした場合には、派閥間対立など与党内部が混乱の渦中に陥る可能性もある。

忠南,燕岐・公州地域に世宗市を建設する‘行政中心複合都市建設特別法’はパク前代表がハンナラ党代表であった2005年3月に与野党合意で国会本会議を通過した。

ソン・ヨンチョル記者sychee@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/383578.html 訳J.S