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“南-北 高位級, シンガポールで秘密接触”

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/383471.html

原文入力:2009-10-22午後11:13:06
KBS報道“首脳会談 場所など意見一致できず”…“大統領府 確認せず”

イ・ヨンイン記者,ソン・ウォンジェ記者,ファン・ジュンボム記者

南北の高位関係者たちが先週シンガポールで秘密接触をし、南北首脳会談と関連した議論をしたと<韓国放送>(KBS)が22日報道した。

韓国放送はキム・ヤンゴン北韓労働党統一戦線部長とウォン・ドンヨン朝鮮アジア太平洋平和委員会(アジア太平洋委)室長が去る15日中国に入国した後、直ちにシンガポールに移動し南側の統一分野高位関係者と会合した事実を確認したと明らかにした。

北側の要求でなされた今回の会合で、南側は北韓の核廃棄に対する根本的な変化がなければならないという点を強調し首脳会談が経済的支援を前提としてはならないという立場を強調したと分かった。南側は今回の首脳会談は金正日国防委員長の答訪問形式でなされなければなければならないと主張した。北側はこれに対し、金正日委員長の警護問題で答訪には難色を示し意見の一致を見られなかったと放送は伝えた。

また韓国放送は南北が適切な時期に第三国で再び会い、首脳会談を議論する可能性が高いと予想した。北韓の<労働新聞>も21日付で「南北間に色々な形で対話の動きが現れ6・15共同宣言と10・4首脳宣言履行のための雰囲気が造成されている」と報道した。

シンガポール南北接触説と関連し、大統領府のある関係者はこの日「キム・ヤンゴン部長に会った私たちの当局者はいない」と否認した。他の核心関係者は「現在としては確認できることは何もない」とし否定も肯定もしなかった。

首脳会談接触説が相次ぎ出ていることと関連し、前職高位当局者は「政府が翌日明らかになろうとも否認するしかない」として「経験に照らしてみれば我々がキム・ヤンゴン部長の動線を分からないはずがない。何かあるのは明らかだ」と話した。また別の前職当局者は「南北首脳会談推進は保安が生命」としつつ「妥結できなければ出会い自体が意味がなくなる」と評価した。

イ・ヨンイン,ソン・ウォンジェ,プノンペン/ファン・ジュンボム記者yyi@hani.co.kr

原文: 訳J.S