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保守団体の妨害で‘希望と代案’創立式 霧散

原文入力:2009-10-19午後07:13:38
パク・ウォンスン委員長“分裂の社会 感じた”

パク・スジン記者

←19日午後、ソウル,鍾路区,堅志洞,曹渓寺,韓国仏教歴史文化記念館で開かれた‘希望と代案’創立式で、保守団体会員たちが国民儀礼を省略したことに対し反発し騒動を起こして行事が中断されるや、出席した人々が戸惑いの表情を見せている。前列左側からチョン・セギュン民主党代表,チョン・ファ僧侶,パク・ウォンスン希望製作所常任理事,ムン・グクヒョン創造韓国党代表. キム・ギョンホ記者jijae@hani.co.kr

市民運動の政治参加を宣言した‘希望と代案’創立式が保守指向団体会員たちの妨害で失敗に終わる事態が起きた。
‘希望と代案’は19日午後3時、ソウル,堅志洞,曹渓寺,韓国仏教歴史文化記念館でペク・ナクチョン ソウル大名誉教授,パク・ウォンスン希望製作所常任理事など市民運動の主要人士とチョン・セギュン民主党代表,ノ・フェチャン進歩新党代表などが参加した中で出帆式を開いた。

しかしペク・ナクチョン教授が開会を宣言し挨拶の言葉を終えた午後3時5分頃‘大韓民国父母連合会’等の保守団体会員50人余りが壇上に詰めよりマイクをつかみ「国歌斉唱など国民儀礼をしてから行事を進めろ」と大声を張り上げ抗議するなど騒乱を起こし行事が中断された。

行事が不可能になると参加者たちは午後3時30分頃、行事場所を去り警察が遅れて出動し保守団体会員たちを会場外に追い出した。主催側は午後4時頃、行事の取り消しを決めた。

この日、創立式は失敗に終わったが‘希望と代案’は午後2時に非公開で創立総会を終え団体の創立は完了した。

‘希望と代案’は創立総会でナムユン・インスン韓国女性団体連合常任代表,パク・スンソン東国大教授,パク・ウォンスン常任理事,ペク・スンホン民主社会のための弁護士会会長など4人を共同運営委員長に選出し「政治的代案を模索し提示して市民と政治を確立する」という計画を明らかにした。

創立式が失敗に終わった後、パク・ウォンスン共同運営委員長は「民主主義は対話・妥協,討論と疎通の過程を通じて真実を訪ねて行くことが本質的内容であるのに、今日この席は私たちの社会が元気でバランスが取れた社会でないことを逆説的に反証した」として「‘希望と代案’でこういう挫折と分裂の社会を克服し疎通の社会を創り出すべきだとの課題をさらに切実に感じる」と話した。

パク委員長はこの日△当初前面に掲げた実用政府のビジョンと政策を生き返らせること△目を隠し真実を覆う参謀陣をはね除けること△公安機構を前面に出した抑圧的統治を中断すること△市民社会に対する抑圧を中断し協力とパートナーシップを復元することなど七つの方案をイ・ミョンバク大統領に促した。また彼は「(政府が推進する)国民統合委員会の代わりに市民社会団体が参加した‘国民統合未来発展委員会’招集を提案する」と明らかにした。

‘希望と代案’は11月から‘政治連合の談論形成のための研究チーム’を構成し、この研究チームを通じて来年の地方選挙に推薦する‘良い候補’の発掘基準などを議論すると明らかにした。パク・スンソン共同運営委員長は「一番最初に各個躍進している市民社会団体内部の疎通から始め、巨視的には政界や保守社会とも疎通し社会全体の代案を作る」と話した。
パク・スジン記者jin21@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/382701.html 訳J.S