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日本政府“女性たち‘夫の姓’使わなくてもかまわない”

https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/382349.html

原文入力:2009-10-16午後08:34:12
来年国会に‘選択的別姓制’導入法案 提出へ

キム・トヒョン記者

日本で既婚女性が自身の姓を捨て夫の姓に従う夫婦同性制が100年の歳月を経て消え去るものと見られる。

千葉景子法務相は最近、来年の定期国会で夫婦が結婚前の性を各自選択できる‘選択的別姓制’を導入することを骨格とする民法改正案を提出すると明らかにした。明治政府時期に導入された夫婦同性制は婚姻届出時、夫婦片方の姓に従うよう規定しているが現実的には大部分は夫人が夫の姓に従っている。

このため仕事をする女性は結婚と同時に人間関係を調整しないわけにはいかなくなり抵抗感を感じる場合が多い。夫婦同姓制を認めたくなくて婚姻届の代わりに‘事実婚姻’を選択した女性の場合、相続などで不利益を受けたりもする。一部仕事をする既婚女性らは家では夫姓を使い、職場では昔の姓をそのまま使ったりもしている。江戸時代には農民と平民の場合、姓を使うこと自体が許されなかった。

この間、日本では1996年以後に何度も選択的夫婦別姓制を導入しようとしたが政権与党だった自民党の反対でいつも失敗に終わった。「夫婦が同じ姓を使うのは日本の伝統であり文化だ」 「夫婦別姓制では家族のきずなが崩壊する」などが反対理由として議論されてきた。家父長制度を法的に保障しなければならないという論理だ。世論も賛否両論に分かれている。<朝日新聞>が最近実施した世論調査では賛成48%,反対41%と現れた。このために夫婦別姓制導入時期が予想より遅れるという観測も出ている。

東京/キム・トヒョン特派員aip209@hani.co.kr

原文: 訳J.S